いびき防止リングを使ってみる
スタッフのJです。「【実体験記】実況中!いびきラボでいびきを測定します。」にて、いびきラボを使ったいびきの測定をしていますが、少しずつデータがたまってきたので、いびきグッズレビュー第2弾として、いびき防止リングデータを掲載したいと思います!
今回いびきの測定に使っている「いびきラボ」についは、こちらをご覧ください。
いびき防止リングってどんなもの?
いびき防止リングは、指圧療法(ツボ押し)の考え方を応用したデバイスです。手の小指に装着するとリング内側の突起が小指の特定の経穴(ツボ)を持続的に刺激します
多くのメーカーが、「男性は左、女性は右の小指に装着する」よう指定しています。これは、東洋医学で陰陽により左右使い分けるという説に基づくようです。
- 刺激するツボ
下記のツボのうち、リングの外側でSI2.前谷(ぜんこく)を、リングの内側の突起でTE2.液門(液門)を刺激するようです。

- 作動原理
それぞれのツボは、主に顔面の症状に効くとされているもので、ここを刺激することで寝ている間に喉や咽頭の筋肉が緩むのを防ぎ、その結果として上気道の空気の通り道を確保する、ということのようです。
- 効果に関する臨床研究結果
医療機器ではなく、臨床試験の結果もwebサイト上では確認できませんが、あるメーカーの自主研究では、「2008年にイギリスの病院で臨床試験を行った結果、63.6%の人にいびき軽減効果があった」とされています。
実際に使ってみた!
なにはともあれ、使ってみないことには話は始まりません。
購入したのはこの製品。価格はAmazonで1,800円ほど。
いびき防止 リング いびき防止グッズ 「快眠リング」 いびき軽減 指輪 つぼ 無呼吸 安眠lobon LA12
届いてみると、小さな箱に指輪のケースが入っており、それを開けると指輪が2個入っています。なんで2個なのかはわかりませんが、原価の安い製品なのでパートナーとどうぞ、みたいな感じでしょうか?


指輪は片方が開いており、これで指へのフィット具合を調整するようです。小さなツボ押しのための磁気が見えます。

とりあえず、小指に装着するだけ。
現時点での、良いと思うところ
- いびき防止グッズとしては価格が安い(1,500円-3,000円程度)
- 装着が簡単(数秒)
- まったく痛みや違和感がない
現時点での、いまいちと思うところ
- 見た目がおもちゃみたい(個人的な感想です)
いびき防止リングをした日としない日でいびきスコアに差が出るか?
いびき防止リング(指輪)をした日としない日でいびきスコアに差が出るか?比べてみました。
じつは、最初使ってみるときは、正直効果があるとは思っていなかったのです。
さて、どうでしょうか?
※註:これらのデータは現在進行中の実験のものです。記事を書いた時点での最新のデータを用いているため、「対策なし」のデータ等、記事ごとに数値が異なっている場合があります。ご了承ください。

- 対策なし:37.3
- 指輪あり:32.0
現時点では厳密にいえば統計的な誤差の範疇であるものの、いびき防止リング(指輪)をしていたほうがスコアは低めに出ています。
ナステントの時と同様、「激しい」いびきの継続時間を比べてみます。
ちなみに、「激しい」の区分はいびきラボによるもので、具体的なデシベル数などは公開されていません。

- 対策なし:0:08
- 指輪あり:0:06
こちらも、「若干」ながらいびき防止リング(指輪)をしていた時のほうが対策をしていない時よりも良い結果です。
今度は、「激しい」に加えて「大きめ」のいびきを加えた継続時間を比べてみます。

- 対策なし:0:59
- 指輪あり:0:42
何の対策もしていない時の平均は59分、いびき防止リング(指輪)をしているときは42分と、良化傾向です。
分析1:飲酒の有無別の比較
最初の分析として、飲酒をした時・しなかった時別に、指輪をした時と何も対策をしなかった場合を比較してみます。

まずは飲酒をした時の比較です。
- 対策なし:41.0
- 指輪あり:37.7
次に、飲酒をしていない時の比較をしてみます。
- 対策なし:37.3
- 指輪あり:26.3
飲酒した時には、いびき防止リング(指輪)によるいびきスコアの低下はわずかでした。一方で飲酒をしていない時にはそれなりの低下傾向がみられました。もう少しデータを集めて信頼性を増したいところですが、少なくとも何かしらの効果はあるように見えます。
分析2:睡眠時間別の比較
次に、睡眠時間の長さ別に、いびき防止リング(指輪)をした時と何も対策をしなかった場合を比較してみます。

まずは睡眠が6時間未満の場合の比較です。
- 対策なし:47.7
- 指輪あり:34.8
次に、6時間以上睡眠をとった場合の比較をしてみます。
- 対策なし:33.9
- 指輪あり:30.6
こちらは、睡眠時間が6時間未満の時はいびき防止リング(指輪)をしていた時のほうがスコアが低めに出る一方、6時間睡眠をとった場合の比較ではそれほどの効果が出ていません。こちらももう少しデータが集まってきたときに良化の傾向が出てくるのか、見てみたいと思います。
まとめ
私の場合はいびき防止リング(指輪)を使用すると、わずかながらいびきスコアは低下(良化)する傾向であることが確認できました。
まったく期待していなかったのに、飲酒・睡眠時間別に比較検討したところすべての条件でいびきスコアが低下傾向であることにはびっくりしました。
装着するのは簡単でしていても違和感はなく、特に眠りが浅くなるなどの問題も感じてはいないので、しないよりはしていたほうがいい、と感じました。
私は第一選択肢としてナステントを使っていますが、鼻水が止まらなかったり風邪気味の時など、あまり鼻に入れたくないなあと思う時があるのも事実。そんな時にいびき防止リング(指輪)を使う、というのはありだなぁと思いました。
人によって効き目のばらつきは多いようですが、2,000円以下で試せるのであれば十分検討する価値はあるのではないでしょうか!?(私がこれを勧めても会社には何の利益にもなりませんが。)


