タグ: いびき

  • Apple Watchの睡眠計測で「わかること」「わからないこと」

    Apple Watchの睡眠計測で「わかること」「わからないこと」

    睡眠の可視化ツールとして、Apple Watchを使っている方は年々増えています。
    「なんとなく寝不足」「今日はよく眠れた気がする」といった感覚的なものを、数値やグラフで確認できるのが大きな魅力です。

    一方で、
    わかることわからないことを正しく切り分けておかないと、
    数字に振り回されてしまうこともあります。

    この記事では、Apple Watchの睡眠計測で

    • 何がわかるのか
    • 逆に、何はわからないのか

    を整理してみます。


    Apple Watchの睡眠計測で「わかること」

    睡眠スコア(睡眠の総合評価)

    Appleヘルスケアにおける睡眠スコア表示画面

    概要
    Apple Watchでは、睡眠時間や途中覚醒などの情報をもとに、
    「その日の睡眠で心身がどの程度回復したか」をスコア的に把握できます。

    これは医療的な診断指標ではなく、

    • 睡眠時間は足りているか
    • 夜中に頻繁に起きていないか

    といった要素をまとめて俯瞰するための目安です。

    実際のデータサンプル(例)

    • 長さ:5時間44分(34/50)
    • 就寝時刻:平均より23分遅い(28/30)
    • 睡眠中断:5回(18/20)

    →「今日は睡眠時間は短めだけど睡眠中断は少なかった」と把握できます。


    睡眠ステージ(深さの内訳)

    Apple Watchにおける睡眠ステージ表示
    Appleヘルスケアにおける睡眠ステージ表示画面

    概要
    Apple Watchは、睡眠中の体の動きや心拍の変化から、

    • 覚醒
    • レム睡眠
    • コア睡眠(浅い睡眠)
    • 深い睡眠

    といった睡眠ステージの推定を行います。

    「何時間寝たか」だけでなく、
    どんな眠り方だったかを確認できるのがポイントです。

    実際のデータサンプル(例)

    • 覚醒:30分
    • レム睡眠:1時間20分
    • コア睡眠:3時間20分
    • 深い睡眠:45分

    →「途中で何度か起きている」「深い睡眠がやや少ない」といった傾向が見えます。


    バイタル(睡眠中の体の状態)

    Appleヘルスケアにおけるバイタル表示画面
    Appleヘルスケアにおける心拍数表示画面

    概要
    睡眠中のApple Watchは、

    • 心拍数
    • 呼吸数
    • 手首温度(対応機種)

    などを継続的に記録します。

    これにより、

    • 体がリラックスしていたか
    • ストレスや体調変化がなかったか

    といった体の状態の変化を把握できます。

    実際のデータサンプル(例)

    • 心拍数:通常
    • 呼吸数:通常
    • 手首皮膚温:通常
    • 血中酸素ウェルネス:通常
    • 睡眠の長さ:通常

    → 各指標に異常がないかを一覧できます。

    ※各項目の詳細を見ることもできます。


    心拍変動(HRV:寝ている間)

    Appleヘルスケアにおける心拍変動表示画面

    概要
    心拍変動(HRV)は、自律神経のバランスを反映すると言われています。

    • 数値が高め → 回復・リラックス傾向
    • 数値が低め → ストレス・疲労が残っている可能性

    睡眠中は外的要因が少ないため、
    日中よりも体調変化を捉えやすい指標です。

    実際のデータサンプル(例)

    • HRV:35ms(前日比 −10ms)

    → 「疲れが抜けていないかもしれない」と気づく材料になります。


    呼吸数(睡眠中)

    Appleヘルスケアにおける呼吸数表示画面

    概要
    Apple Watchは、睡眠中の呼吸数も記録します。

    • 通常は一定の範囲で安定
    • 風邪・鼻詰まり・体調不良時に変動

    といった変化が見られます。

    実際のデータサンプル(例)

    • 平均呼吸数:16回/分
    • 明け方に一時的な増加

    → 鼻や喉の状態、寝姿勢の影響を振り返るきっかけになります。


    呼吸の乱れ(呼吸の安定性)

    Appleヘルスケアにおける呼吸の乱れ表示画面

    概要
    Apple Watchでは、
    呼吸が不規則になったタイミングも検知されます。

    これは

    • 呼吸が浅くなる
    • 一時的にリズムが乱れる

    といった現象を捉えたものです。

    実際のデータサンプル(例)

    • 呼吸の乱れ:数回検出

    → 「何か起きていた可能性がある」ことはわかります。


    Apple Watchの睡眠計測で「わからないこと」

    現象はわかるが、「なぜ」はわかりにくい

    Apple Watchは、

    • 呼吸が乱れている
    • 途中で目が覚めている
    • 心拍が上がっている

    といった「起きている現象」は非常によく捉えます。

    ただし、

    • なぜ呼吸が乱れたのか
    • いびきが原因なのか
    • 鼻なのか、喉なのか、寝姿勢なのか

    といった原因分析は苦手です。


    いびきの場合は「別のデータ」と組み合わせると見えてくる

    たとえば、いびきについて考える場合。

    • Apple Watch → 呼吸・心拍・覚醒の変化
    • いびき計測アプリ → 実際の音・時間帯・強さ

    といった形でデータを組み合わせることで、

    • いびきをかいた直後に覚醒している
    • 呼吸の乱れといびきが同時に起きている

    といった関係性が見えてきます。

    Apple Watchは「体の反応」、
    いびきアプリは「音の現象」。

    この2つを組み合わせることで、
    より立体的な睡眠の理解が可能になります。

    ※具体的な連携方法や分析例については、次回以降の記事で詳しく紹介する予定です。


    まとめ|Apple Watchは「優秀な観測装置」

    Apple Watchは、

    • 睡眠の状態を客観的に把握する
    • 日々の変化に気づく

    という点で、とても優秀なツールです。

    一方で、

    • 原因の特定
    • 対策の判断

    まですべてを任せるものではありません。

    「わかること」と「わからないこと」を理解した上で使う」
    それが、睡眠データをうまく活かすコツだと思います。

  • いびきアプリで追跡比較!ダイエットしたらいびきは減った?

    いびきアプリで追跡比較!ダイエットしたらいびきは減った?

    こんにちは、ナステントスタッフのJです。

    今回は少し実験的な記事です。
    「ダイエットをしたら、いびきは本当に減るのか?」
    これを、いつも使っている「いびきアプリ」で、実際のデータを使って検証してみました。

    結論から言うと――
    私の場合、体重はしっかり減りましたが、いびきはほとんど変わりませんでした。

    その経緯と理由を、順を追ってご紹介します。


    3か月で4kg減量。今回のダイエット概要

    まずは、今回行ったダイエットの概要です。

    体重・BMIの変化

    項目減量前減量後変化
    体重72.4kg68.0kg-4.4kg(-6.0%)
    BMI25.123.5-1.6

    BMIは軽度肥満(25以上)から標準体重域に入りました。


    実施したダイエットプログラム

    健康保険組合から保健指導が入り、栄養士さんと相談したうえで、以下を3か月間実施しました。

    食事の見直し(炭水化物を少し減らす)

    • 朝食のパン
       5枚切り食パン 1枚 → 0.5枚(週4回)
    • 昼食の麺類
       いつもの量から 約1/3減(週5回)

    運動

    • ウォーキング 1時間(週5回)

    習慣化

    • 毎朝体重計に乗り、記録をつける(毎日)

    実際にやってみた感想

    正直に言うと、思ったより楽でした。

    • ウォーキングは、久しぶりにポケモンGOを再開
       → 散歩ついでなので苦にならず、自然に継続
    • 食事制限も、やってみると
       → そもそも以前ほど食べられなくなっていた

    「我慢している」という感覚はほとんどありませんでした。


    いびきの測定方法

    いびきの測定には、いつも通り**「いびきラボ」**を使用しました。
    👉(使い方はこちらの記事で詳しく紹介しています

    比較条件

    私の場合、飲酒の有無でいびきスコアが大きく変わるため、今回は条件を揃えています。

    • 飲酒なし
    • ナステント等のいびき対策グッズ未使用

    ダイエット前後のいびきスコア比較

    結果はこちらです。

    期間測定日数(n)平均いびきスコア
    減量前144日31.2
    減量後37日30.7
    ダイエット前後のいびきスコア比較

    結果:ほぼ変化なし

    数値上は、ほとんど誤差レベル。
    「痩せたらいびきが減る」という期待ほどの変化は見られませんでした。


    減量すると、なぜいびきが減ると言われているのか(おさらい)

    👉(肥満といびきの関係については、こちらの記事で詳しく説明しています。)

    一般に、ダイエットでいびきが改善すると言われる理由は主にこれです。

    いびきをかく仕組み
    • 体重が減る
      気道内側についた脂肪が減少(図の➁)
      気道の狭窄が緩和
      → 空気が通りやすくなり、いびきが出にくくなる

    今回の私のケースでは、この効果が体感できるほど大きくはなかったと考えられます。


    考察①:BMI20台では、効果は小さいのかもしれない

    今回の結果から考えられることのひとつは、

    BMIが20台の場合、ダイエットによるいびき改善効果は軽微なのではないか

    という点です。

    実際、肥満と睡眠時無呼吸症候群(OSA)の関係を示すデータを見ると、
    影響が顕著なのはBMI30以上であることがわかります。


    参考データ①:肥満度と睡眠時無呼吸症候群

    (複数研究をもとにした要約)

    • 中等症以上(AHI15以上)
      • 肥満(2度:BMI30以上) → 4人に1人
      • 肥満(4度:BMI40以上) → 3人に1人
    • 軽症以上(AHI5以上)
      • 肥満(2度:BMI30以上) → 60%
      • 肥満(4度:BMI40以上) → 98%

    👉 いびきに関しても、BMI30以上でリスクが急増すると考えられます。


    参考データ②:Wisconsin Sleep Cohort Study(WSCS)

    有名な疫学研究では、次のような結果が報告されています。

    • 体重が 10%増加
       → OSAの重症度 32%増加
    • 体重が 10%減少
       → OSAの重症度 26%減少
    • 別調査では
       → 体重10kg増加でOSA発症リスクが約2倍

    👉 一定以上の肥満層では、体重変化がはっきり影響することが示唆されています。


    「ダイエットが意味ない」わけではありません

    今回、私のいびきはあまり変わりませんでしたが、
    だからといってダイエットが無意味というわけではありません。

    肥満が引き起こすリスク

    肥満は、いびきだけでなく、

    • 高血圧
    • 糖尿病
    • 脂質異常症
    • 心血管疾患

    など、さまざまな合併症のリスク因子です。

    日本肥満学会の目安

    • BMI25~35
       → 現体重の3%以上の減量
    • BMI35以上
       → 5~10%の減量を目標

    健康のためには、十分意味のある取り組みです。


    まとめ

    今回の実測データからわかったことをまとめます。

    • 私のダイエット(-6%)では
       👉 いびきの改善効果はほぼ見られなかった
    • 私の場合は
       👉 飲酒の有無や体調の影響の方が大きい
    • とはいえ
       👉 肥満は多くの合併症を招く重要な因子
    • 現実的には
       👉 生活習慣を整えつつ、ナステントなどのいびき対策グッズ・医療機器を併用することが重要(ナステントについてはこちらで紹介しています

    「痩せればすべて解決」ではありませんが、
    できることを組み合わせて、いびきをかきにくい環境を作る
    それが一番の近道だと感じました。

  • そのいびき、放っておいて大丈夫?

    そのいびき、放っておいて大丈夫?

    いびきがうるさいから何とかして!そう周囲から言われていびき対策をする人は多いと思います。

    でも、いびきは他人に迷惑をかけるだけ、と思っていませんか?

    じつは放置していると危険です。いびきは睡眠時無呼吸症候群の「入り口」だからです。

    1. いびきをかく人はどれくらいいる?
    2. そもそもいびきと睡眠時無呼吸症候群て関係あるの?
    3. 放っておくとどうなるの?
    4. 対策している人はどれくらいいる?
    5. まずいかも、と思ったら始めたいこと
    6. いびきが大きい!その時の次のステップ
    7. もしかすると、寝起きがすごく楽になっているかも?
    8. まとめ

    いびきをかく人はどれくらいいる?

    世界中にいびきをかく人はどれくらいいるのでしょうか?

    図を見てください。少なく見積もってもいびきをかいている人は世界で9億人、睡眠時無呼吸症候群は3億人と言われています。日本でも、成人人口(約73百万人)の20%程度(約15百万人)はいびき人口、睡眠時無呼吸症候群も5百万人は下らないと言われています。

    世界のいびき患者・睡眠時無呼吸症候群患者人口

    そもそもいびきと睡眠時無呼吸症候群て関係あるの?

    じつは大ありです!

    いびきは、鼻から取り込んだ空気が鼻の空気の通り道(上気道)を通るときに、狭くなっている部分があるとそこが震えて音をたてる現象です。

    狭くなってしまいやすい部分は図のように主に3か所あり、ここが狭くなって一時的に完全にふさがれると、睡眠時無呼吸症候群(正確には閉塞性睡眠時無呼吸症候群)を発症するといわれています。

    完全に塞がれることがあるかないかが違うだけで、起こる原理は同じです。

    いびきが発生するメカニズム

    放っておくとどうなるの?

    いびきを放っておくと睡眠時無呼吸症候群という病気になる可能性があります。特に、高齢化すればするほど鼻の周りの筋肉も緩んでくるため気道の閉塞は起こりやすくなるため、放っておくと悪化するのが通例です(肥満を解消すると閉塞が改善することは知られています)。

    放っておいて睡眠時無呼吸症候群を発症するとどうなるのでしょうか?これがけっこう怖いです。

    2つ紹介します。

    睡眠時無呼吸症候群による循環器疾患発症リスク

    重症の無呼吸症候群の患者では、12年後に循環器疾患の発症リスクが健常者の6倍あるといわれています。その割合は重傷無呼吸患者の3人に1人!

    3人に1人が高血圧、心不全、不整脈、動脈疾患、糖尿病、高脂血症などを発症し、その多くの人が亡くなるとも言われています。

    さらに発がんリスク、アルツハイマー型認知症の発症リスクも高いとされています。

    もう一つ紹介するのは交通事故の発生リスクです。

    睡眠時無呼吸症候群による交通事故発生リスク

    こちらは重症に限らず、睡眠時無呼吸症候群患者全体を対象とした健常者との比較。

    なんと無呼吸の患者は健常者の7倍、交通事故を引き起こす確率が高いと言われています。

    このように睡眠時無呼吸症候群を放置していると、自分の生命が危なくなるだけでなく、人に危害を与えることにもつながりかねない、ということがわかります。

    対策している人はどれくらいいる?

    それでは実際に対策している人はどれほどいるのでしょうか?

    これはいろいろな調査資料から推定して割り出した数値なのですが、いびき患者(無呼吸患者を除く)はたったの2%、睡眠時無呼吸症候群でも3%という非常に低い数字です。

    放置していれば死に至る、非常に深刻な病気にも関わらずこの数字の低さです。

    理由は何でしょうか?

    それはずばり、

    です。

    寝ているので自覚症状がなく、なかなか治療に結び付かない。そこにこの病気の厄介なところがあります。

    まずいかも、と思ったら始めたいこと

    それでも、うたたねした時に自分のいびきのような音で目が覚めた、パートナーから「いびきがうるさい」と言われた、などいびきに気づくきっかけはあります。

    その時に、まずやってほしいのが、

    ということです。

    自分のいびきを録音するのは正直抵抗感がありますよね。でもそこを乗り越えるのが大事。

    どうしても抵抗あるなぁという方は、睡眠ゲーム(ポケモンスリープのようなもの)から始めても良いと思います。

    「ポケモンスリープ」はいびきアプリとしてつかえる?

    より本格的にやろうと思ったら、いびきラボといった、お医者さんでも録音データを扱ってくれるアプリもあります。

    いびき歴40年の筆者がおすすめする「いびきアプリ」はこれ!

    そのほか、iPhoneでもアンドロイドでも、いびきアプリはいろいろありますので、自分に合ったものを試してみるとよいかもしれません。(最初は無料版でかまいません)

    最新いびきアプリ5選を比較!【Apple Watch対応あり】

    いびきが大きい!その時の次のステップ

    録音したいびきをきいて、予想外に大きい、ずーっと大きな音を立てている、など、直感的に「まずいな」と思った方は、できればお医者様にかかることをお勧めします

    最近はいびき外来や睡眠外来もありますので、そこで相談するのが良いと思います。

    かかりつけのお医者さんがいれば、そこで相談してみるのも手です。

    それでもちょっとハードルがあるなぁという方は、いびき対策グッズを試してみるのもありだと思います。

    その時にお勧めしたいのが、「ちゃんとした医療機器を選ぶこと」です。

    いびき対策グッズには、届け出が必要のない雑貨タイプのものが多く、残念ながら医学的に効果が認められないものが少なくありません。中には、睡眠の質そのものを下げてしまうようなものもなくはないので、慎重に選んでいただきたいものです。

    ナステントの仕組みを他のいびき対策グッズ と比較しながら解説!

    【実体験記】実況中!いびきラボでいびきを測定します。

    たとえば、ナステント。

    ナステントは、先ほどの「鼻の通り道」が狭くなったところにシリコンのチューブを通すことで空気の通り道を確保する(ことでいびきを軽減する)一般医療機器です。

    ナステントのチューブ。柔らかい医療用シリコンでできているので、挿入しても痛くありません。重さは2グラム。
    ナステントの作動原理を説明した図。先ほどのような鼻の空気の通り道を確保します。

    購入時にオンライン問診表(所要時間3、4分)がありますが、それをもとに専門医が内容を拝見し、指示書の発行をしてくれます。購入後2、3日で商品は届くので、すぐに始められます。

    まずはこうした「信頼できる」いびき対策グッズを試してみるのもお勧めです。

    もしかすると、寝起きがすごく楽になっているかも?

    いびきを測定して、いびきの音量が減っていたり、いびきをかいている時間が減っていたら、効果があった証拠です。

    でも、じつはもっと効果を感じられることがあるかもしれません。

    それは、

    かもしれないということ。

    いびきをかいていると体内はいわゆる酸欠状態です。高度3000mの山にいる感じに似ています。

    この状態で寝ているので、朝起きてもぼーっとしてしまうのです。

    それでも、長年そういう生活に慣れていると、ぼーっとしているのが普通と思うようになるのです。

    それが、対策をしてみると「本来の寝起き」の感覚に戻る。

    じつは私もこの仕事をするようになってから、自分がけっこうひどいいびき持ちだということがわかりました。飲酒した日の翌朝はなんかだるかった。

    きっと飲酒のせいだろう、とか、疲れがたまっていたせいだろう、とか、血中ヘモグロビンがちょっと少なくて貧血気味だからだろう、とかいろいろ理由をつけていました。

    でも、同僚の勧めもありナステントをするようになってから文字通り激変。

    個人によって効き目に違いがあるため一概には言えませんし、ステマをやるのが目的ではありませんのでこの辺にしておきますが、人によってはいびき対策をして寝起きがつらくなくなる可能性があるということはぜひ知っておいてほしいと思います。

    まとめ

    いびきは放っておくと危険です。「睡眠時無呼吸症候群」という病気に発展する可能性が高く、発症すると循環器疾患を患って死に至る危険性もあります。

    ちょっとまずいかも、と思ったらまずはいびきアプリで自分のいびきの有無を録音し、まずいなと思ったらお医者さんへ。それがためらわれる方も「信頼できる」医療機器を選んで対策に踏み出してみるのがお勧めです。

  • Apple Watchで睡眠計測をしてみる!

    Apple Watchで睡眠計測をしてみる!

    スタッフのJです。

    スマホをAndroidからiPhoneに切り替えてから約2か月。いろいろと困ったことに遭遇しつつも、なんとかメイン携帯をiPhoneに移行することができました。(使用していた一部アプリがiPhoneで使えないことから、AndroidもWi-Fi専用スマホとして使い続けています。)
    予告通り、Apple Watchを使った睡眠計測についてお伝えしようと思います。

    1. はじめに:Apple Watchを使った睡眠計測に必要なもの
    2. Apple Watch Series 10にした理由
    3. Apple Watchで計測・閲覧できる項目(睡眠全般)
    4. Apple Watchでいびきは測定できる?
    5. 注目!睡眠時無呼吸通知機能
    6. 睡眠時無呼吸通知その後
    7. まとめ:Apple Watchで測定できる睡眠項目と測定できない項目

    はじめに:Apple Watchを使った睡眠計測に必要なもの



    AppleWatchを使った睡眠計測を始めるにあたって何が必要でしょうか?

    簡単です。

    必要なものは下記。

    • Apple Watch
    • ヘルスケアアプリ(iPhoneにプリインストール済)

    このように、Apple Watchさえ購入すればあとは特別用意するものはありません。

    私が購入したのはApple Watch Series 10。

    Apple Watch Series 10



    Apple Watch Series 10にした理由

    Apple Watch Series 10にした理由にした理由は、「睡眠関連の機能がSEよりも強化されているから」です。

    機能を比較してみます。

    Apple Watch SEApple Watch Series 10
    血中酸素ウェルネスアプリ
    心電図アプリ
    高心拍数と低心拍数の通知高心拍数と低心拍数の通知
    不規則な心拍リズムの通知不規則な心拍リズムの通知
    心肺機能レベル低下の通知心肺機能レベル低下の通知
    睡眠時無呼吸の通知


    Apple Watch Series 10には、SEの機能に加えて「血中酸素ウェルネスアプリ」「心電図アプリ」「睡眠時無呼吸症の通知」の3つが追加されています。

    睡眠を計測するにはぜひこの3つが欲しいので、今回はSEよりも2万円高いSeries 10を買いました!

    ちなみに、Series 10とUltra 2の間には、ウェルネス関連の機能に差異はありません。

    Apple Watchで計測・閲覧できる項目(睡眠全般)

    実際にApple Watchでどんなことが計測できるのか、画面を見ながら紹介しましょう。

    アプリはプリインストールされている「ヘルスケア」を使います。

    まずはサマリー。睡眠時間や心拍数、歩数、運動の結果などが表示されています。これらの画面の表示項目や並び順はカスタマイズできます。

    AppleWatch「ヘルスケア」アプリのサマリー画面

    「睡眠」のタブをクリックするとさらに詳細を見ることができます。

    この画面では、睡眠の「深さ」を見ることができます。

    AppleWatch「ヘルスケア」アプリの睡眠サマリー画面

    心拍数の推移や呼吸数、手首皮膚温をまとめてみることもできます。

    AppleWatch「ヘルスケア」アプリの睡眠サマリー画面(心拍数、呼吸数、手首皮膚温など)

    「睡眠中の心拍数」の詳細を見ることができます。

    AppleWatch「ヘルスケア」アプリの睡眠中心拍数表示画面



    「睡眠中の呼吸数」の詳細を見ることもできます。

    AppleWatch「ヘルスケア」アプリの睡眠中呼吸数表示画面

    「睡眠中の呼吸の乱れ」のレベルを見ることもできます。

    AppleWatch「ヘルスケア」アプリの睡眠中の呼吸の乱れ表示画面



    上記のように、睡眠については「睡眠の深さ」のほか、「心拍数」「呼吸数」など、かなり多くのことが計測できているようです。

    Apple Watchでいびきは測定できる?

    ナステント編集部として気になるのは、Apple Watchでいびきを測定できるか?ということ。

    結論から言うと、この機能は現在提供していないようです。

    代わりに実装されているのは「環境音」というもの。

    耳がどれくらいの騒音に暴露しているか、の程度を音量レベル(デシベル)で記したものです。昼夜問わずなので睡眠中だけを取り出すことはできないようですが、当然いびきをかいていると夜の音量レベルがあがるので、「もしかするといびきがうるさいのかも?」という程度に推測することは可能です。

    AppleWatch「ヘルスケア」アプリの環境音レベル表示画面



    一日の中で時間別に閲覧することもできます。

    AppleWatch「ヘルスケア」アプリの環境音レベル(時間別)表示画面




    いびきなどに特化した機能はApple Watchのアプリでは提供されていないようでした。代わりに、「おすすめアプリ」が掲載されていました。より踏み込んだ計測をしたい場合はこれらおすすめアプリと併用するのがお勧めのようですね。

    AppleWatch「ヘルスケア」アプリのお勧め睡眠アプリ表示画面


    注目!睡眠時無呼吸通知機能


    Apple Watchで注目なのが、この「睡眠時無呼吸通知機能」です。

    割と最近追加された機能です。

    何はともあれ、使ってみましょう。

    AppleWatch「ヘルスケア」アプリの睡眠時無呼吸通知機能画面



    クリックすると、、、

    AppleWatch「ヘルスケア」アプリの睡眠時無呼吸通知機能画面



    設定は簡単ですが、簡単な問診があります。基本的には18歳以上でないと使えないようです。

    AppleWatch「ヘルスケア」アプリの睡眠時無呼吸通知機能画面



    私は無呼吸の診断を受けたことがないので、「いいえ」を選択。

    続いて「睡眠時無呼吸の通知の仕組み」説明画面。「Apple Watchで睡眠中の呼吸をトラッキングして呼吸の乱れを30日間に渡って記録します」とのこと。おそらく呼吸数や血中酸素飽和度センサーを使ってパターン検出をしているのだろうと思います。

    AppleWatch「ヘルスケア」アプリの睡眠時無呼吸通知機能画面



    これで設定は完了です。

    AppleWatch「ヘルスケア」アプリの睡眠時無呼吸通知機能画面

    あとは30日間計測を続けると、危ない時に通知が来る、という感じです。


    睡眠時無呼吸通知その後

    その後、計測開始をしました。今のところ通知は来ていません。

    基本的には、先ほども紹介した「呼吸の乱れ」画面に表示されるようです。

    そのなかで、呼吸の乱れのレベルが「高い」と通知が来るという仕組みのようです。

    AppleWatch「ヘルスケア」アプリの呼吸の乱れ画面

    まとめ:Apple Watchで測定できる睡眠項目と測定できない項目

    Apple Watchで測定できる睡眠項目とできない項目をまとめました。

    測定できる睡眠項目

    • 睡眠時間
    • 睡眠の質(深さ)
    • 心拍数
    • 呼吸数
    • 呼吸の乱れのレベル
    • 手首皮膚音
    • 睡眠時無呼吸の通知



    測定できない睡眠項目

    • いびき全般(環境音レベルは可)



    いびき全般についてデータをとるには別途アプリを併用する必要がありそうです。
    次回以降、いびきアプリを併用したデータ取得についてもお伝えしたいと思います!

  • 最新いびきアプリ5選を比較!【Apple Watch対応あり】

    最新いびきアプリ5選を比較!【Apple Watch対応あり】

    いびきラボのいびきスコア表示画面
    いびきラボのいびき計測結果画面
    1. はじめに:|スマホが”いびきの先生”になる時代?
    2. 実録レビュー(のさわり):Android → iPhone + Apple Watchへの切り替え体験
    3. AIはどこまで正確?:アプリの限界と活用法
    4. 目的別おすすめアプリまとめ
    5. 関連リンク
    6. おわりに

    はじめに:|スマホが”いびきの先生”になる時代?

    スタッフのJです。
    いびきの悩みは今や多くの人にとって身近な問題。
    「自分がどんな音を出しているのか」「いつうるさいのか」さえわからず、対策の取りようがない——。

    でも今は違います。
    スマホやApple Watchが“いびきを可視化”してくれる時代がやってきました。
    AIによって、いびきの音・時間・パターンを分析してくれるアプリが次々と登場しています。

    今回は、最新の“いびきアプリ”の中から、使いやすい5つを厳選してご紹介。
    それぞれの特長を比較しながら、どんな人にどのアプリが合うのかを解説します。

    アプリ名対応OS主な機能Apple Watch対応特徴
    いびきラボiOS/Androidいびき録音+スコア化+対策記録いびき分析機能が豊富。バランスの取れたアプリ。実録記事はこちら
    Prime Sleep RecorderiOS/Android録音+AI解析+ノイズ除去AppleのAI技術を活用した高精度録音。録音操作をApple Watchで遠隔操作可能。ただし録音はiPhone側
    PillowiOS睡眠段階+心拍数+録音Apple Watch連携が強力で心拍数や睡眠段階の取得可能
    Snore Control(いびきコントロール)iOSAI検知+バイブ注意喚起振動でいびきを通知
    Sleep CycleiOS/Androidスマートアラーム+音分析睡眠改善+いびき検出のバランス型。スマートアラーム機能が特徴。
    いびきアプリ5種類の画面比較
    いびきアプリ5種類の画面比較。AppStoreの公開画像をもとに作成。左から「いびきラボ」、「Prime Sleep Recorder」、「Pillow」、「Snore Control」、「Sleep Cycle」

    実録レビュー(のさわり):Android → iPhone + Apple Watchへの切り替え体験

    私はこれまでAndroidで「いびきラボ」を使っていましたが、最近iPhone+Apple Watch環境に切り替えました。
    どうしてもApple Watchの睡眠計測を試してみたかったためです。

    現時点の結論から言うと、アプリごとに「録音の精度」「記録のしかた」「Apple Watchの反応」がまったく異なり、驚きの連続でした。

    今後アプリごとのレビューをしていきたいと思いますが、現時点で気づいたことは下記のとおりです。

    レビューの見方:
    1段目:一言レビュー
    2段目:良いところ
    3段目:気になるところ
    4段目:無料での使いやすさ

    • いびきラボ(iOS/Android):「録音+スコア+比較」の王道。さすがにお医者さんでもこのデータを取り扱ってくれるだけある(いびきラボを使った実録はこちら)。
      〇 いびきの要因分析等(いびき対策グッズをした時としなかった時の分析や飲酒や運動などとのクロス分析など)が豊富。
      △ いびき録音の精度はまずまず(時々ノイズが入る)。
      〇 無料でもサンプル再生は可能。一方日本でも各キャリアの使い放題月額コンテンツに組み込まれており有料版も利用しやすい(私も使っています)。
    • Prime Sleep Recorder(iOS/Android) :いびきの自動抽出能力が優秀なため、いびきだけを効率的に聞き直しやすい。
      〇 いびきの回数や時間なども視覚化され、分析項目も多い。
      × いびきの要因分析等は薄い。
      × 無料では音声の途中までしか再生できない。
    Prime Sleep RecorderのiPhone画面
    Prime Sleep RecorderのiPhone画面。いびきや咳などの種類別に再生可能(いびきの部分再生以外は有料)
    • Pillow(iOS) :Apple Watchでの心拍トラッキング+睡眠段階分析ができるなど、総合力が高い。
      〇 心拍トラッキングや睡眠段階分析などができ、いびき以外の「睡眠の質」の分析が可能。
      △ いびきの検出精度は中くらい。時々ノイズあり。逆にいびきの検知ができていないことも。
      × 録音は無料なものの再生は有料、かつ計測開始時に必ず有料版への誘導が表示されるため、事実上有料アプリなのが惜しい。
    PillowのApple Watch上の画面
    PillowのApple Watch上の画面。睡眠の質スコア、睡眠時間、平均心拍数を表示
    • Snore Control(iOS) :“いびきを検知するとバイブが鳴る”機能が最大の特徴。
      〇 賛否両論あるがいびき検知によるバイブ機能は確かにいびき軽減には役立つ(起こしてしまうので睡眠の質は悪くなるはず)
      × 録音の精度は他のアプリに比べてやや劣る。
      〇 無料で音声の再生ができる点はありがたい(容量制限あり)なので、とりあえず使ってみたい人にはおすすめ。
    Snore Control画面
    Snore Control画面。いびきの波形を表示していて、無料でも再生可能(容量制限あり)
    • Sleep Cycle(iOS/Android) :いびきラボと並んでこれも超メジャーアプリだが、「いびき」アプリよりも「快適に起こす」ためのアラームアプリという印象。
      〇 スムーズな起床を助ける「スマートアラーム」が特徴的。いびき録音の精度は他のアプリに比べて高い。
      × いびきの要因分析などはできない。
      △ 無料でもいびき音の再生はできるが、無料では計測開始時に有料版のオファーがある。
    Sleep CycleのiPhone画面
    Sleep CycleのiPhone画面。このように睡眠段階の分析などが中心でいびきにフォーカスはしていない。

    AIはどこまで正確?:アプリの限界と活用法

    各アプリが活用しているAIは、マイクの音声波形から「いびき・寝言・環境音」を判別する音響AIが中心です。
    Appleの「Core ML」やGoogleの「TensorFlow Lite」などが裏で動いています。

    ただし、

    • 寝返り音をいびきと誤認する
    • 環境音(救急車のサイレンなどの音)で録音が台無しになる
    • 長時間装着でApple Watchのバッテリーがもたない

    などの課題もあるため、「医療診断」ではなく「傾向把握の道具」として使うのがベストです。

    また、いびきのかき方は同じ人でも体調や飲酒の有無などでかなりばらつくため、できるだけ毎日計測(少なくとも10回以上計測)することをおすすめします。

    目的別おすすめアプリまとめ

    独断と偏見で、目的別のおすすめアプリをまとめてみました。

    目的おすすめアプリ理由
    まずは基本的ないびき記録をしたいいびきラボ(iOS/Androidスコアと録音のバランス◎
    AI録音+ノイズ除去を極めたいPrime Sleep Recorder(iOS/Androidいびき音だけを抽出する能力が優秀
    Apple Watchでいびき×心拍を見たいPillow(iOS睡眠段階との相関も見える
    夜中にいびきを減らしたいSnore Control(iOSバイブでリアルタイム注意喚起
    いびき+睡眠の質をトータルで把握したいSleep Cycle(iOS/Android睡眠全体の改善にも◎

    関連リンク

    おわりに

    「いびき=他人事」だった時代はもう終わりです。

    いびきアプリを使って、自分の体を知り、整えることができる時代です。

    今後、Apple Watchや、これらアプリを併用した体験記事をお届け予定です。
    “録音されたいびき”と“自分の感覚(寝起きなど)”の違いが見えてくるかもしれません。お楽しみに!

  • ナステントについて知ってほしいこと

    ナステントについて知ってほしいこと

    1. ナステントのことを知ってほしい!
    2. 疑問1.ナステントを切って長さを調整してもいいですか?
    3. 疑問2.チューブが外れる心配はないのですか?
    4. 疑問3.なんでチューブに穴が開いているんですか?
    5. まとめ:ナステントを知って、正しく使ってほしい

    ナステントのことを知ってほしい!

    こんにちは、スタッフのJです。

    少し前に、ナステントの痛くない入れ方について書きました。
    今日は、ナステントに寄せられる質問の中から、特にみなさまに知っておいてほしいことをまとめてみました。

    ちなみに、公式のFAQはこちらにも掲載していますので、ご参考になさってください。

    今回取りあげる疑問はこちらです:

    1. ナステントを切って長さを調整してもいいですか?
    2. チューブが外れる心配はないのですか?
    3. なんでチューブに穴が開いているんですか?



    順にみていきたいと思います。

    疑問1.ナステントを切って長さを調整してもいいですか?

    答えはNOです。

    見かけが似たような製品に「ノーズピン(鼻腔拡張器)」というものがあります。製品によっては「鼻の形状に合わせてシリコンを切って長さを調整」してくださいと明示してあるものもあるようです。

    が、ナステントでは、明確に「やらないでください」とお願いしています。

    なぜでしょうか?

    先端を見てみてください!実は微妙なカーブになっていることがわかると思います。

    ナステントの先端部分


    じつはこのカーブにミソがあるのです。

    鼻腔の奥ののどちんこあたりの粘膜はとてもデリケートにできています。そこに刺激が加わると、人によっては吐き気を催したりします。


    それを防ぐのがこのカーブ。

    粘膜を傷つけないような形状になっています。
    ご自身でチューブを切ってしまうと切り口の形状によっては粘膜を傷つけてしまい、危険です。また、粘膜を傷つけないまでも、先が丸まっていないと刺激が強く、違和感を感じることにつながります。

    ちなみに、人間の体には「嗚咽反射」がしやすい(=オエッとなりやすい)エリアがのどちんこよりも上の部位と下の部位にもあります。そこにチューブの先端が触れるとたとえ形状が丸くても吐き気を催しやすいので、ご自身にあった長さのものを使うことがとても大切です。

    自分に合ったチューブの選び方はこちらでご確認ください。

    疑問2.チューブが外れる心配はないのですか?

    こちらも比較的多い質問です。

    答えは「ほぼない」です。

    微妙な、政治家の答弁みたいな回答ですみません。

    まず、写真を見てください。

    ナステントのノーズクリッパー部分



    ナステントには「ノーズクリッパー」という、鼻にチューブを固定する器具がついています。まずは、ノーズクリッパーとシリコンチューブのつなぎ目を見てください。よく見るとスプリングがシリコンの中に入っていて取り外しができないようになっています。仮に患者さんの方で簡単に取り外しができると、チューブがノーズクリッパーから外れて、チューブだけが鼻の中に入ってしまう、ということが起こってしまいます。そうならないように、引きちぎらない限り分離しないようになっているのですね。

    そして、ノーズクリッパー本体。これをナステント挿入後に鼻の真ん中の柱に引っかけることで、ナステントをしっかり固定できます(特許取得済)。

    それでも外れることないのか?

    じつは、今まで「ナステントをして寝たのに起きたらナステントがなくなった」という問い合わせは、発売してから10年余りで数件いただいております。

    夜中に違和感を感じて無意識のうちに外してしまう、ということがごくまれに(現在の累計販売本数から推計すると150万分の1程度)発生することが確認されています。

    ご心配な方には専用のアタッチメントを提供しておりますので、お問い合わせください。

    疑問3.なんでチューブに穴が開いているんですか?

    実物を見てみましょう。この穴です。

    ナステントのチューブに開いた二つの穴



    なぜ空いているのでしょうか?

    答えは、鼻水でチューブが詰まった時の不快感を和らげるためです。

    ナステントをしていると、どうしても鼻水が先端に付着することがあります。粘り気が多いと、チューブの内側を塞いでしまいます。

    そうするとどうなるか?試しに鼻の穴の入り口(左右)それぞれに指を突っ込んで息をしてみてください。たぶん苦しいと思います。

    そんな時にはこの穴を通して空気が通ると、この息苦しさが解消されるのですね。

    ちなみに、じつはチューブの中に空気が通らなくても、いびきの低減効果はそれほど変わりません。

    チューブが軟口蓋(のどちんこのあたり)の狭まった部分を貫通することで、チューブの外側に空気の通り道ができるからです。

    ナステントの効果について説明した図
    ナステントにより気道を確保する図

    まとめ:ナステントを知って、正しく使ってほしい

    ナステントは一般医療機器です。たんなるシリコンのチューブみたいなので、これなら自作できるんじゃないか?と思われる方もいるかもしれません。

    でも、体はデリケートです。体の中に異物を挿入するのですから、やはりそれなりの備えが必要です。

    ナステントは、そうした認識から、皆様にお届けするまでに7年の歳月をかけて開発してきました(発売してからも10年以上)。

    ノーズクリッパーや先端の丸み、チューブに空いている穴にもそれぞれ意味があります。

    長さがあわないかも?という時や、別の長さを試してみたい、という時にはお気軽にお問い合わせください!

    メールでのお問い合わせ:info@nastent.co.jp

    決してご自身で加工されませんよう、お願い申し上げます。

  • 【いびきグッズレビュー第4弾】ノーズピン(鼻腔拡張器)の効果をいびきアプリで計測してみた

    【いびきグッズレビュー第4弾】ノーズピン(鼻腔拡張器)の効果をいびきアプリで計測してみた

    いびきグッズレビュー第4弾はノーズピン(鼻腔拡張器)!

    スタッフのJです。
    今日はいびきグッズレビュー第4弾として、ノーズピン(鼻腔拡張器)を取り上げたいと思います!

    1. いびきグッズレビュー第4弾はノーズピン(鼻腔拡張器)!
    2. ノーズピン(鼻腔拡張器)ってどんなもの?
    3. ノーズピン(鼻腔拡張器)を使ってみる!
    4. ノーズピン(鼻腔拡張器)を使ってみる!その2
    5. ノーズピン(鼻腔拡張器)をした日としない日でいびきスコアに差が出るか?
    6. 個人的な感想:製品のいいところとそうでもないところ
    7. まとめ



    このアイテム、ナステントと同様鼻に挿入するもの。しかも、医療用シリコンでできています。率直に言って、気になる~!

    ノーズピン


    今回いびきの測定に使っている「いびきラボ」についは、こちらをご覧ください。

    ノーズピン(鼻腔拡張器)ってどんなもの?

    ノーズピン(鼻腔拡張器)は、鼻の入り口にシリコンでできたコーン状のものを挿入し、鼻の入り口を内側から広げるもの。

    ブリーズライトが鼻の上にテープを張ることで鼻の入り口を外側から広げるのに対して、こちらは鼻の入り口を内側から広げようとするものです。

    鼻の中に入れる器具という意味では、当社のナステントにも近いものがあります。これはナステントの競合か?それとも兄弟か?!

    結果が気になります。が、まずはノーズピン(鼻腔拡張器)を買って、使ってみるところから行きたいと

    ノーズピン

    ノーズピン(鼻腔拡張器)を使ってみる!

    今回使ってみたノーズピンは、Amazonで売っていたもの。Amazonでは数多くのノーズピンが売られていますが、これは価格が2,000円以内。比較的手が出やすい価格です。

    ノーズピンの外袋

    手のひらサイズよりちょっと大きな袋に入っています。

    開封します。

    ノーズピンの説明書

    中に入っている説明書のようなものの表紙。医療用シリコン使用と書いてあります。

    効果として「鼻詰解消」「いびき緩和」「安眠」と書いてあります。安眠のところには注釈があり「鼻孔拡張により空気の流れを確保し、安眠へ促します」という注釈が書いてありますが、印刷が一部切れていて「たぶんそう書いてあるのだろう」ということしかわかりません。

    製品はどうなっているでしょうか?

    ノーズピンの内容物



    なんと、4つの異なるサイズのノーズピンが2つずつ、合計8個も入っています!これはお得そうです。

    そしてプラスティックの専用ケース。なかなか携帯性もあり、便利そうです。

    使い方を見てみます。先ほどの紙の裏を返すと使用方法が書いてあります。

    ノーズピンの説明書裏面


    「使用前のご注意」が書いてあります。新品特有のニオイが強い場合がある、その場合にはぬるま湯で洗って1~2日陰干ししてください、とのこと。

    驚きなのは、奥まで入らない場合、「ご自身の鼻の形状に合わせ、フィット感を確かめながら少しずつカットしてください」と書いてあること。大丈夫なんでしょうか?

    余談ですが、当社の製品「ナステント」のお客様でも、「長さを合わせるためカットしました(が、痛くて入りません)」という方がちらほらいらっしゃいます。もしかすると、以前このようなノーズピンを使われていた方が、その連想でナステントもカットしてしまうのかもしれません。ナステントは先端を鼻の奥まで入れる医療機器であるため、先端の形状が非常に繊細なカーブになっています。決してカットして使ったりはなさらないでくださいね。

    さて、ひとしきり驚いたところで、使ってみたいと思います。

    まずはサイズ選び。前述のように、4種類あります。

    ノーズピン(大きさ4種類)

    小さいほうから2番目を選びます。

    ノーズピン

    ひらひらしたものは「バリ」でしょうか。ちょっと大きいですが、使用上は問題なさそう。

    ノーズピン(鼻腔拡張器)を使ってみる!その2

    が、ここで問題。実際に入れてみると、かなり鼻の穴の裏側を刺激してきて、鼻水が止まりません。くしゃみも出てきます。

    鼻の入り口であってもなかなか刺激は大きいのだと感じます。特に先端が鼻の奥の出っ張ったところをこちょこちょするみたいで何ともくすぐったくて辛い。

    残念ながら初日は15分で断念。ナステントも慣れるまでの2日、3日間はどうしても反射が出てしまうので、仕方ないと諦めます。

    しかし、2日目もどうもうまくいきません。そこで思い立ったのが先ほどの「先端のカット」。

    ひとつ大きいサイズに変更し、先端をカットしてみました。

    ノーズピン(先端をカットしたもの)



    カットしたものと、その前に使ってみたものを並べてみました。だいぶ短くなっています。

    ノーズピン(先端をカットしたものとカットする前のもの)


    しかし使用上問題ないとはいえ、すごい大きさのバリです(しつこい!)。除去する工程がないのでしょう。。。

    入れてみると、先端が鼻の奥をこしょこしょする問題は少し軽減されました。

    ただし、快適かといわれると、明確に不快です。このまま夜寝るのは正直、しんどいかもしれません。

    ノーズピン(鼻腔拡張器)をした日としない日でいびきスコアに差が出るか?

    ノーズピン(鼻腔拡張器)をした日としない日でいびきスコアに差が出るか?比べてみました。

    いびきに効果があるのか、それともあまり効果がないのか、どっちでしょうか?

    ※註:これらのデータは現在進行中の実験のものです。記事を書いた時点での最新のデータを用いているため、「対策なし」のデータ等、記事ごとに数値が異なっている場合があります。ご了承ください。

    ノーズピンをした場合としなかった場合のいびきスコアの比較(いびきラボ使用)




    • 対策なし:32.2
    • ノーズピンあり:32.7



    微妙です!

    営業妨害ではありません。

    ちなみに、飲酒の有無、睡眠時間、大きないびきの継続時間等のデータについては、比較するほどサンプルが取れませんでした。

    というのも、どうしても鼻の穴にこの器具を挿入するとくしゃみが出てしまい、だんだん夜を迎えるのが恐怖になってしまった結果5回でギブアップしたからなのでした。

    たぶん個人差が大きいのだと思います。合う人には合うと思うので、ぜひ継続使用されている方はそのままお使いいただければと思います。

    個人的な感想:製品のいいところとそうでもないところ

    良いところ

    • 価格が安く手軽に手を出せること
    • 扱いが容易で訓練が必要ないこと
    • なんとなく鼻の通りが良くなった気がすること(寝る前限定)


    そうでもないところ

    • 刺激が強く、個人的には長時間挿入しているのがつらいこと
    • 残念ながら私にはいびき軽減の効果はみられなかったこと



    じつは、いびき対策の効果については、あまり期待はしていませんでした。なぜなら、いびきが起こる箇所(つまり気道が狭くなる場所)はもっと奥、のどちんこの辺りにあるからです。そこを広げないといびきは減らないはずです。

    いびきは、空気が気道の狭いところを通るときに周りの器官が震えることによって生じる音です。気道の広い部分をいくら広げても、残念ながらいびきは減らないのです。

    いびきをかく仕組みを説明する図

    そういった意味で、いびきのスコアについてはある意味納得の結果が出たのかな、と思います。

    一方、日中の空気の通り道の確保には一定の効果があるかもしれません。上の図にもあるように、鼻の入り口は相対的に狭く、そこを広げてやることで空気の流れがスムーズになるからです。日中であればのどちんこの辺りも筋肉が緊張しており、狭くなっていません。

    したがって、鼻の入り口が少し広がることで、日中の運動の時に少し呼吸が楽になったり、鼻詰まりが緩和される可能性はあると思います。

    まとめ

    いびきスコアについてはノーズピン(鼻腔拡張器)をした場合と何も対策をしない場合と比較してほぼ変化なし、という結果になりました。

    個人的には鼻腔に器具を入れるときの違和感が大きく合いませんでしたが、鼻に貼るテープに効き目を感じる方は試してみる価値があるかもしれない、と思いました。

  • いびき用の舌固定器(舌用マウスピース)ってどうなの?

    いびき用の舌固定器(舌用マウスピース)ってどうなの?

    1. 舌固定器(舌用マウスピース)のレビューを予定していましたが、、、
    2. 舌固定器(舌用マウスピース)ってどんなもの?
    3. 実際に装着してみる!~開梱編~
    4. 実際に装着してみる!~装着編~
    5. 残念ながら装着できず
    6. まとめ:効果はありそう、あとは装着したまま眠れるか
    7. 補足:ナステントと舌固定器は補完関係

    舌固定器(舌用マウスピース)のレビューを予定していましたが、、、

    現在、いびき計測アプリを使った実測データ付のいびきグッズレビューとして、第1弾:ナステント第2弾:いびき防止リング(指輪)第3弾:マスクを取り上げています。

    舌固定器は、第4弾としてレビューしよう、と思っていたのですが、、、

    今回はいびき計測アプリを使ったデータがありません。その理由は後ほど説明します。

    舌固定器(舌用マウスピース)ってどんなもの?

    舌固定器(舌用マウスピース)は、就寝中に舌が喉の奥へ沈下するのを防ぐことで気道を確保し、いびきを軽減・防止する器具です​。Tongue Stabilizing Device, TSDと略されます。日本語では舌保持装置とも呼ばれます。

    いびきをかく仕組み説明図

    上の図でいうと(3)の舌根沈下を防ぐことで気道を確保しています。

    いびき用の、下顎を前に出す医療用マウスピース(下顎前方固定装置、MAD)とは異なり、上下の歯ではなく舌そのものを直接保持する点が特徴です。

    この手の器具の研究の歴史は長く、1950年代には舌を前方に固定する器具なども出てきているようです。現代的な形になったのは1980年代からで、1990年代からは普及用の安価な製品も出回るようになっているようです。

    実際に装着してみる!~開梱編~

    買ってみました。Amazonで2,000円以下。これでいびきが改善されるならしめたものです。



    小さな箱に入っています。

    取り出すと、青いプラスティックのケースが出現します。

    舌固定器(舌用マウスピース)



    蓋を開けると舌固定器と1枚の薄い取扱説明書が入っていました。

    舌固定器(舌用マウスピース)と説明書

    実際に装着してみる!~装着編~

    さて、いよいよ装着です。

    舌固定器(舌用マウスピース)

    写真のくびれているほうが下になります。ここに舌小帯(舌の裏の筋)がくるように装着します。

    舌先を機器の丸くなった部分に入れます。む、むむむ。

    舌が短い私には難しい!

    格闘すること3分。何とか入ったぞ(見苦しい画像で申し訳ございません)。

    舌固定器(舌用マウスピース)を装着したところ



    この際、丸い部分と舌の間が真空に近い感じになります。負圧が発生し、舌が自然と引っ張られます。

    痛い!特に舌小帯がきちんと残っている私の場合、もうそこが引っ張られてちぎれそう。

    血が出ているんじゃないかと思うくらいで、何度か指を突っ込んで血が出てないことを確認してしまいました。

    たぶん、舌が引っ張られているんだろう、と思って丸い部分の端をちょっとつまみ、空気を入れようとします。

    が、うまくいかない。

    5分ほど我慢してみましたが、痛みはどんどん増してきてしまいます。

    我慢できず、舌を抜こうと思いましたが、なかなか抜けない。これは困ったぞ。暗闇の中で半ばパニック。。。

    数十秒で抜けました。

    が、私の場合は抜いた後も15分くらい舌がしびれてしまい、眠ることができませんでした。

    残念ながら装着できず

    というわけで、残念ながら私は装着することができませんでした。

    ・・・と長々と書いてきたのは、別に営業妨害をするわけではありません。

    じつは長い歴史を持つ舌固定器(舌用マウスピース)、一番の課題はこの「装着時の違和感・異物感」と「痛み」なんだそう。舌先を吸引して器具を唇の間に挟むため、口元に異物感があり、初めて使用する人の多くが「異物感で夜中に目が覚めた」「慣れるまでに時間がかかる」と感じるようです。

    また、私のように吸引による舌先の圧迫から、舌先や舌小帯(舌の裏の筋)に痛みが生じるケースが多数報告されています。

    臨床研究においても、中等症OSA患者を対象とした実験において(2021年)、効果は医療用マウスピース(MAD)と同等でも、昼間の疲労感や生活の質(QOL)指標の向上はMAD群で顕著だった、という結果があります。

    また、別の長期観察研究では、2年後に使用を継続していた患者がわずか21%に留まったというデータもあるようです。

    このように、主に装着時の違和感や痛みから長期継続に関して課題が多いようです。

    一方で、医療用マウスピースに比べると格段に安価であり、また原理としては医療用マウスピースと同様の効果が期待でき、かつ医療用マウスピースのような歯列への悪影響といった副作用もないことから、一度試してみる価値は大いにあるように思います。

    まとめ:効果はありそう、あとは装着したまま眠れるか

    ということで、原理的には効果はありそうで、ちゃんとした臨床試験でも効果は立証されています。

    残る課題は、これを装着して痛みを感じずに安らかに眠れるか。

    私も何度かチャレンジしてみて、ちゃんと眠れるようになったらまた報告したいと思います。

    補足:ナステントと舌固定器は補完関係

    先ほど見たように、舌固定器は最初の図の(3)の箇所、舌根沈下を防ぐことです。一方主に(1)の軟口蓋の閉塞を改善するのがナステント。いびきの発生個所の違う部分にアプローチするので、補完関係といえます。実際、舌固定器は口、ナステントは鼻に挿入するものなので、同時装着も可能。

    いびきをかく仕組み説明図


    私も舌固定器をつけられるようになったら、この「二刀流」を試してみたいと思います。

  • 【いびきグッズレビュー第3弾】マスクの効果をいびきアプリで計測してみた

    【いびきグッズレビュー第3弾】マスクの効果をいびきアプリで計測してみた

    マスクはいびきに逆効果?を検証してみる

    スタッフのJです。「「いびきにマスク」は本当に効果があるの?意外な盲点も!?」にて、鼻を覆うタイプのマスクはマスクの繊維によって空気を取り込むときの抵抗(気道抵抗といいます)が増え、口呼吸になりやすく、いびきを逆に悪化する恐れがあるかも、というお話を紹介しました。

    ものは試し、やってみないと始まらない、ということで、いびきグッズレビュー第3弾として、マスクを取り上げたいと思います!

    ※海の向こうで話題になっている起業家とは何の関係もございません。

    今回いびきの測定に使っている「いびきラボ」についは、こちらをご覧ください。

    1. マスクはいびきに逆効果?を検証してみる
    2. 使ってみたマスク
    3. マスクをした日としない日でいびきスコアに差が出るか?
    4. マスク装着時の息苦しさには製品によって差がある!
    5. まとめ


    使ってみたマスク

    今回使ってみたマスクは2種類。ともによくあるタイプのマスクです。

    本文中では、右の白いマスクを白マスク、左のグレーのマスクをグレーマスクとして記載しますね。

    不織布でできたマスク

    マスクをした日としない日でいびきスコアに差が出るか?

    マスクをした日としない日でいびきスコアに差が出るか?比べてみました。

    いびきに効果があるのか、それとも逆効果なのか、どっちでしょうか?

    ※註:これらのデータは現在進行中の実験のものです。記事を書いた時点での最新のデータを用いているため、「対策なし」のデータ等、記事ごとに数値が異なっている場合があります。ご了承ください。

    マスク着用・非着用別のいびきスコアの比較(いびきラボ使用)




    • 対策なし:32.9
    • マスクあり:30.7


    ちょっと見マスクをしていたほうが若干スコアが低いように見えますが、じつは3月以降、対策なしの際のいびきスコアは20代後半になっているので、マスクをしてもいびきスコアは悪化もせず、良化もせず、といったところ

    ちなみに、飲酒の有無、睡眠時間、大きないびきの継続時間等のデータも今のところ「対策なし」と比較してほとんど差がみられません。

    マスク装着時の息苦しさには製品によって差がある!

    今回使用したマスクは、ともに使い捨てのもの。片方(白マスク)は不織布で、ワイヤーを自分で変形させて鼻にフィットさせるタイプ。もう片方(グレーマスク)は立体型マスクで、マスクを広げると立体的に広がり、鼻の穴への密着が少なくなるタイプです。

    立体型マスク




    体感的には、グレーマスク(立体型マスク)の方が呼吸がしやすく、息苦しさを感じることなくぐっすり眠れるような感覚がありました。鼻呼吸の際の抵抗(気道抵抗)が少ないせいか口呼吸も少なくなるようで、マスクをしていない時よりも喉の渇きが少なく感じました

    まとめ

    今のところマスクをしていても、いびきスコアについては対策をしない場合と比較してほぼ変化なし、という結果になりました。

    一方で、前回の記事に書いたように、「いびきに逆効果かも」といったことは、少なくともデータからは確認できませんでした。

    いびきスコアには特別いいデータは出なかったものの、立体型マスクについては装着していても呼吸がしやすく、朝起きた時の喉の痛みも、何も対策していない時に比べて体感的に少ない、と感じました。

    このように、立体型マスクについては喉の痛みの軽減といった観点では、装着する意味があると感じました。

  • 【いびきグッズレビュー第2弾】いびき防止リングの効果をいびきアプリで計測してみた

    【いびきグッズレビュー第2弾】いびき防止リングの効果をいびきアプリで計測してみた

    いびき防止リングを使ってみる

    スタッフのJです。「【実体験記】実況中!いびきラボでいびきを測定します。」にて、いびきラボを使ったいびきの測定をしていますが、少しずつデータがたまってきたので、いびきグッズレビュー第2弾として、いびき防止リングデータを掲載したいと思います!

    今回いびきの測定に使っている「いびきラボ」についは、こちらをご覧ください。

    1. いびき防止リングを使ってみる
    2. いびき防止リングってどんなもの?
    3. 実際に使ってみた!
    4. いびき防止リングをした日としない日でいびきスコアに差が出るか?
    5. 分析1:飲酒の有無別の比較
    6. 分析2:睡眠時間別の比較
    7. まとめ


    いびき防止リングってどんなもの?

    いびき防止リングは、指圧療法(ツボ押し)の考え方を応用したデバイスです。手の小指に装着するとリング内側の突起が小指の特定の経穴(ツボ)を持続的に刺激します

    多くのメーカーが、「男性は左、女性は右の小指に装着する」よう指定しています。これは、東洋医学で陰陽により左右使い分けるという説に基づくようです。

    • 刺激するツボ

    下記のツボのうち、リングの外側でSI2.前谷(ぜんこく)を、リングの内側の突起でTE2.液門(液門)を刺激するようです。

    手のツボ(いびき防止リングで刺激するツボ)
    • 作動原理

    それぞれのツボは、主に顔面の症状に効くとされているもので、ここを刺激することで寝ている間に喉や咽頭の筋肉が緩むのを防ぎ、その結果として上気道の空気の通り道を確保する、ということのようです。

    • 効果に関する臨床研究結果

    医療機器ではなく、臨床試験の結果もwebサイト上では確認できませんが、あるメーカーの自主研究では、「2008年にイギリスの病院で臨床試験を行った結果、63.6%の人にいびき軽減効果があった」とされています。

    実際に使ってみた!

    なにはともあれ、使ってみないことには話は始まりません。

    購入したのはこの製品。価格はAmazonで1,800円ほど。

    いびき防止 リング いびき防止グッズ 「快眠リング」 いびき軽減 指輪 つぼ 無呼吸 安眠lobon LA12



    届いてみると、小さな箱に指輪のケースが入っており、それを開けると指輪が2個入っています。なんで2個なのかはわかりませんが、原価の安い製品なのでパートナーとどうぞ、みたいな感じでしょうか?

    いびき防止リングの外箱


    いびき防止リングの箱を開けたところ

    指輪は片方が開いており、これで指へのフィット具合を調整するようです。小さなツボ押しのための磁気が見えます。

    いびき防止リング


    とりあえず、小指に装着するだけ。

    現時点での、良いと思うところ

    • いびき防止グッズとしては価格が安い(1,500円-3,000円程度)
    • 装着が簡単(数秒)
    • まったく痛みや違和感がない


    現時点での、いまいちと思うところ

    • 見た目がおもちゃみたい(個人的な感想です)

    いびき防止リングをした日としない日でいびきスコアに差が出るか?

    いびき防止リング(指輪)をした日としない日でいびきスコアに差が出るか?比べてみました。

    じつは、最初使ってみるときは、正直効果があるとは思っていなかったのです。

    さて、どうでしょうか?

    ※註:これらのデータは現在進行中の実験のものです。記事を書いた時点での最新のデータを用いているため、「対策なし」のデータ等、記事ごとに数値が異なっている場合があります。ご了承ください。

    いびき防止リング使用・不使用によるいびきスコア比較(いびきラボ使用)
    • 対策なし:37.3
    • 指輪あり:32.0


    現時点では厳密にいえば統計的な誤差の範疇であるものの、いびき防止リング(指輪)をしていたほうがスコアは低めに出ています。

    ナステントの時と同様「激しい」いびきの継続時間を比べてみます

    ちなみに、「激しい」の区分はいびきラボによるもので、具体的なデシベル数などは公開されていません。

    いびき防止リング使用・不使用による激しいいびき継続期間比較(いびきラボ使用)
    • 対策なし:0:08
    • 指輪あり:0:06


    こちらも、「若干」ながらいびき防止リング(指輪)をしていた時のほうが対策をしていない時よりも良い結果です。

    今度は、「激しい」に加えて「大きめ」のいびきを加えた継続時間を比べてみます。

    いびき防止リング使用・不使用による激しい・大きめいびき継続期間比較(いびきラボ使用)
    • 対策なし:0:59
    • 指輪あり:0:42


    何の対策もしていない時の平均は59分、いびき防止リング(指輪)をしているときは42分と、良化傾向です。


    分析1:飲酒の有無別の比較

    最初の分析として、飲酒をした時・しなかった時別に、指輪をした時と何も対策をしなかった場合を比較してみます

    飲酒有無別いびき防止リング使用・不使用によるいびきスコア比較(いびきラボ使用)

    まずは飲酒をした時の比較です。

    • 対策なし:41.0
    • 指輪あり:37.7

    次に、飲酒をしていない時の比較をしてみます。

    • 対策なし:37.3
    • 指輪あり:26.3


    飲酒した時には、いびき防止リング(指輪)によるいびきスコアの低下はわずかでした。一方で飲酒をしていない時にはそれなりの低下傾向がみられました。もう少しデータを集めて信頼性を増したいところですが、少なくとも何かしらの効果はあるように見えます。

    分析2:睡眠時間別の比較

    次に、睡眠時間の長さ別に、いびき防止リング(指輪)をした時と何も対策をしなかった場合を比較してみます

    睡眠時間別いびき防止リング使用・不使用によるいびきスコア比較(いびきラボ使用)

    まずは睡眠が6時間未満の場合の比較です。

    • 対策なし:47.7
    • 指輪あり:34.8

    次に、6時間以上睡眠をとった場合の比較をしてみます。

    • 対策なし:33.9
    • 指輪あり:30.6


    こちらは、睡眠時間が6時間未満の時はいびき防止リング(指輪)をしていた時のほうがスコアが低めに出る一方、6時間睡眠をとった場合の比較ではそれほどの効果が出ていません。こちらももう少しデータが集まってきたときに良化の傾向が出てくるのか、見てみたいと思います。

    まとめ

    私の場合はいびき防止リング(指輪)を使用すると、わずかながらいびきスコアは低下(良化)する傾向であることが確認できました。

    まったく期待していなかったのに、飲酒・睡眠時間別に比較検討したところすべての条件でいびきスコアが低下傾向であることにはびっくりしました。

    装着するのは簡単でしていても違和感はなく、特に眠りが浅くなるなどの問題も感じてはいないので、しないよりはしていたほうがいい、と感じました。

    私は第一選択肢としてナステントを使っていますが、鼻水が止まらなかったり風邪気味の時など、あまり鼻に入れたくないなあと思う時があるのも事実。そんな時にいびき防止リング(指輪)を使う、というのはありだなぁと思いました。

    人によって効き目のばらつきは多いようですが、2,000円以下で試せるのであれば十分検討する価値はあるのではないでしょうか!?(私がこれを勧めても会社には何の利益にもなりませんが。)