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  • そのいびき、放っておいて大丈夫?

    そのいびき、放っておいて大丈夫?

    いびきがうるさいから何とかして!そう周囲から言われていびき対策をする人は多いと思います。

    でも、いびきは他人に迷惑をかけるだけ、と思っていませんか?

    じつは放置していると危険です。いびきは睡眠時無呼吸症候群の「入り口」だからです。

    1. いびきをかく人はどれくらいいる?
    2. そもそもいびきと睡眠時無呼吸症候群て関係あるの?
    3. 放っておくとどうなるの?
    4. 対策している人はどれくらいいる?
    5. まずいかも、と思ったら始めたいこと
    6. いびきが大きい!その時の次のステップ
    7. もしかすると、寝起きがすごく楽になっているかも?
    8. まとめ

    いびきをかく人はどれくらいいる?

    世界中にいびきをかく人はどれくらいいるのでしょうか?

    図を見てください。少なく見積もってもいびきをかいている人は世界で9億人、睡眠時無呼吸症候群は3億人と言われています。日本でも、成人人口(約73百万人)の20%程度(約15百万人)はいびき人口、睡眠時無呼吸症候群も5百万人は下らないと言われています。

    世界のいびき患者・睡眠時無呼吸症候群患者人口

    そもそもいびきと睡眠時無呼吸症候群て関係あるの?

    じつは大ありです!

    いびきは、鼻から取り込んだ空気が鼻の空気の通り道(上気道)を通るときに、狭くなっている部分があるとそこが震えて音をたてる現象です。

    狭くなってしまいやすい部分は図のように主に3か所あり、ここが狭くなって一時的に完全にふさがれると、睡眠時無呼吸症候群(正確には閉塞性睡眠時無呼吸症候群)を発症するといわれています。

    完全に塞がれることがあるかないかが違うだけで、起こる原理は同じです。

    いびきが発生するメカニズム

    放っておくとどうなるの?

    いびきを放っておくと睡眠時無呼吸症候群という病気になる可能性があります。特に、高齢化すればするほど鼻の周りの筋肉も緩んでくるため気道の閉塞は起こりやすくなるため、放っておくと悪化するのが通例です(肥満を解消すると閉塞が改善することは知られています)。

    放っておいて睡眠時無呼吸症候群を発症するとどうなるのでしょうか?これがけっこう怖いです。

    2つ紹介します。

    睡眠時無呼吸症候群による循環器疾患発症リスク

    重症の無呼吸症候群の患者では、12年後に循環器疾患の発症リスクが健常者の6倍あるといわれています。その割合は重傷無呼吸患者の3人に1人!

    3人に1人が高血圧、心不全、不整脈、動脈疾患、糖尿病、高脂血症などを発症し、その多くの人が亡くなるとも言われています。

    さらに発がんリスク、アルツハイマー型認知症の発症リスクも高いとされています。

    もう一つ紹介するのは交通事故の発生リスクです。

    睡眠時無呼吸症候群による交通事故発生リスク

    こちらは重症に限らず、睡眠時無呼吸症候群患者全体を対象とした健常者との比較。

    なんと無呼吸の患者は健常者の7倍、交通事故を引き起こす確率が高いと言われています。

    このように睡眠時無呼吸症候群を放置していると、自分の生命が危なくなるだけでなく、人に危害を与えることにもつながりかねない、ということがわかります。

    対策している人はどれくらいいる?

    それでは実際に対策している人はどれほどいるのでしょうか?

    これはいろいろな調査資料から推定して割り出した数値なのですが、いびき患者(無呼吸患者を除く)はたったの2%、睡眠時無呼吸症候群でも3%という非常に低い数字です。

    放置していれば死に至る、非常に深刻な病気にも関わらずこの数字の低さです。

    理由は何でしょうか?

    それはずばり、

    です。

    寝ているので自覚症状がなく、なかなか治療に結び付かない。そこにこの病気の厄介なところがあります。

    まずいかも、と思ったら始めたいこと

    それでも、うたたねした時に自分のいびきのような音で目が覚めた、パートナーから「いびきがうるさい」と言われた、などいびきに気づくきっかけはあります。

    その時に、まずやってほしいのが、

    ということです。

    自分のいびきを録音するのは正直抵抗感がありますよね。でもそこを乗り越えるのが大事。

    どうしても抵抗あるなぁという方は、睡眠ゲーム(ポケモンスリープのようなもの)から始めても良いと思います。

    「ポケモンスリープ」はいびきアプリとしてつかえる?

    より本格的にやろうと思ったら、いびきラボといった、お医者さんでも録音データを扱ってくれるアプリもあります。

    いびき歴40年の筆者がおすすめする「いびきアプリ」はこれ!

    そのほか、iPhoneでもアンドロイドでも、いびきアプリはいろいろありますので、自分に合ったものを試してみるとよいかもしれません。(最初は無料版でかまいません)

    最新いびきアプリ5選を比較!【Apple Watch対応あり】

    いびきが大きい!その時の次のステップ

    録音したいびきをきいて、予想外に大きい、ずーっと大きな音を立てている、など、直感的に「まずいな」と思った方は、できればお医者様にかかることをお勧めします

    最近はいびき外来や睡眠外来もありますので、そこで相談するのが良いと思います。

    かかりつけのお医者さんがいれば、そこで相談してみるのも手です。

    それでもちょっとハードルがあるなぁという方は、いびき対策グッズを試してみるのもありだと思います。

    その時にお勧めしたいのが、「ちゃんとした医療機器を選ぶこと」です。

    いびき対策グッズには、届け出が必要のない雑貨タイプのものが多く、残念ながら医学的に効果が認められないものが少なくありません。中には、睡眠の質そのものを下げてしまうようなものもなくはないので、慎重に選んでいただきたいものです。

    ナステントの仕組みを他のいびき対策グッズ と比較しながら解説!

    【実体験記】実況中!いびきラボでいびきを測定します。

    たとえば、ナステント。

    ナステントは、先ほどの「鼻の通り道」が狭くなったところにシリコンのチューブを通すことで空気の通り道を確保する(ことでいびきを軽減する)一般医療機器です。

    ナステントのチューブ。柔らかい医療用シリコンでできているので、挿入しても痛くありません。重さは2グラム。
    ナステントの作動原理を説明した図。先ほどのような鼻の空気の通り道を確保します。

    購入時にオンライン問診表(所要時間3、4分)がありますが、それをもとに専門医が内容を拝見し、指示書の発行をしてくれます。購入後2、3日で商品は届くので、すぐに始められます。

    まずはこうした「信頼できる」いびき対策グッズを試してみるのもお勧めです。

    もしかすると、寝起きがすごく楽になっているかも?

    いびきを測定して、いびきの音量が減っていたり、いびきをかいている時間が減っていたら、効果があった証拠です。

    でも、じつはもっと効果を感じられることがあるかもしれません。

    それは、

    かもしれないということ。

    いびきをかいていると体内はいわゆる酸欠状態です。高度3000mの山にいる感じに似ています。

    この状態で寝ているので、朝起きてもぼーっとしてしまうのです。

    それでも、長年そういう生活に慣れていると、ぼーっとしているのが普通と思うようになるのです。

    それが、対策をしてみると「本来の寝起き」の感覚に戻る。

    じつは私もこの仕事をするようになってから、自分がけっこうひどいいびき持ちだということがわかりました。飲酒した日の翌朝はなんかだるかった。

    きっと飲酒のせいだろう、とか、疲れがたまっていたせいだろう、とか、血中ヘモグロビンがちょっと少なくて貧血気味だからだろう、とかいろいろ理由をつけていました。

    でも、同僚の勧めもありナステントをするようになってから文字通り激変。

    個人によって効き目に違いがあるため一概には言えませんし、ステマをやるのが目的ではありませんのでこの辺にしておきますが、人によってはいびき対策をして寝起きがつらくなくなる可能性があるということはぜひ知っておいてほしいと思います。

    まとめ

    いびきは放っておくと危険です。「睡眠時無呼吸症候群」という病気に発展する可能性が高く、発症すると循環器疾患を患って死に至る危険性もあります。

    ちょっとまずいかも、と思ったらまずはいびきアプリで自分のいびきの有無を録音し、まずいなと思ったらお医者さんへ。それがためらわれる方も「信頼できる」医療機器を選んで対策に踏み出してみるのがお勧めです。

  • ナステントについて知ってほしいこと

    ナステントについて知ってほしいこと

    1. ナステントのことを知ってほしい!
    2. 疑問1.ナステントを切って長さを調整してもいいですか?
    3. 疑問2.チューブが外れる心配はないのですか?
    4. 疑問3.なんでチューブに穴が開いているんですか?
    5. まとめ:ナステントを知って、正しく使ってほしい

    ナステントのことを知ってほしい!

    こんにちは、スタッフのJです。

    少し前に、ナステントの痛くない入れ方について書きました。
    今日は、ナステントに寄せられる質問の中から、特にみなさまに知っておいてほしいことをまとめてみました。

    ちなみに、公式のFAQはこちらにも掲載していますので、ご参考になさってください。

    今回取りあげる疑問はこちらです:

    1. ナステントを切って長さを調整してもいいですか?
    2. チューブが外れる心配はないのですか?
    3. なんでチューブに穴が開いているんですか?



    順にみていきたいと思います。

    疑問1.ナステントを切って長さを調整してもいいですか?

    答えはNOです。

    見かけが似たような製品に「ノーズピン(鼻腔拡張器)」というものがあります。製品によっては「鼻の形状に合わせてシリコンを切って長さを調整」してくださいと明示してあるものもあるようです。

    が、ナステントでは、明確に「やらないでください」とお願いしています。

    なぜでしょうか?

    先端を見てみてください!実は微妙なカーブになっていることがわかると思います。

    ナステントの先端部分


    じつはこのカーブにミソがあるのです。

    鼻腔の奥ののどちんこあたりの粘膜はとてもデリケートにできています。そこに刺激が加わると、人によっては吐き気を催したりします。


    それを防ぐのがこのカーブ。

    粘膜を傷つけないような形状になっています。
    ご自身でチューブを切ってしまうと切り口の形状によっては粘膜を傷つけてしまい、危険です。また、粘膜を傷つけないまでも、先が丸まっていないと刺激が強く、違和感を感じることにつながります。

    ちなみに、人間の体には「嗚咽反射」がしやすい(=オエッとなりやすい)エリアがのどちんこよりも上の部位と下の部位にもあります。そこにチューブの先端が触れるとたとえ形状が丸くても吐き気を催しやすいので、ご自身にあった長さのものを使うことがとても大切です。

    自分に合ったチューブの選び方はこちらでご確認ください。

    疑問2.チューブが外れる心配はないのですか?

    こちらも比較的多い質問です。

    答えは「ほぼない」です。

    微妙な、政治家の答弁みたいな回答ですみません。

    まず、写真を見てください。

    ナステントのノーズクリッパー部分



    ナステントには「ノーズクリッパー」という、鼻にチューブを固定する器具がついています。まずは、ノーズクリッパーとシリコンチューブのつなぎ目を見てください。よく見るとスプリングがシリコンの中に入っていて取り外しができないようになっています。仮に患者さんの方で簡単に取り外しができると、チューブがノーズクリッパーから外れて、チューブだけが鼻の中に入ってしまう、ということが起こってしまいます。そうならないように、引きちぎらない限り分離しないようになっているのですね。

    そして、ノーズクリッパー本体。これをナステント挿入後に鼻の真ん中の柱に引っかけることで、ナステントをしっかり固定できます(特許取得済)。

    それでも外れることないのか?

    じつは、今まで「ナステントをして寝たのに起きたらナステントがなくなった」という問い合わせは、発売してから10年余りで数件いただいております。

    夜中に違和感を感じて無意識のうちに外してしまう、ということがごくまれに(現在の累計販売本数から推計すると150万分の1程度)発生することが確認されています。

    ご心配な方には専用のアタッチメントを提供しておりますので、お問い合わせください。

    疑問3.なんでチューブに穴が開いているんですか?

    実物を見てみましょう。この穴です。

    ナステントのチューブに開いた二つの穴



    なぜ空いているのでしょうか?

    答えは、鼻水でチューブが詰まった時の不快感を和らげるためです。

    ナステントをしていると、どうしても鼻水が先端に付着することがあります。粘り気が多いと、チューブの内側を塞いでしまいます。

    そうするとどうなるか?試しに鼻の穴の入り口(左右)それぞれに指を突っ込んで息をしてみてください。たぶん苦しいと思います。

    そんな時にはこの穴を通して空気が通ると、この息苦しさが解消されるのですね。

    ちなみに、じつはチューブの中に空気が通らなくても、いびきの低減効果はそれほど変わりません。

    チューブが軟口蓋(のどちんこのあたり)の狭まった部分を貫通することで、チューブの外側に空気の通り道ができるからです。

    ナステントの効果について説明した図
    ナステントにより気道を確保する図

    まとめ:ナステントを知って、正しく使ってほしい

    ナステントは一般医療機器です。たんなるシリコンのチューブみたいなので、これなら自作できるんじゃないか?と思われる方もいるかもしれません。

    でも、体はデリケートです。体の中に異物を挿入するのですから、やはりそれなりの備えが必要です。

    ナステントは、そうした認識から、皆様にお届けするまでに7年の歳月をかけて開発してきました(発売してからも10年以上)。

    ノーズクリッパーや先端の丸み、チューブに空いている穴にもそれぞれ意味があります。

    長さがあわないかも?という時や、別の長さを試してみたい、という時にはお気軽にお問い合わせください!

    メールでのお問い合わせ:info@nastent.co.jp

    決してご自身で加工されませんよう、お願い申し上げます。

  • いびき用の舌固定器(舌用マウスピース)ってどうなの?

    いびき用の舌固定器(舌用マウスピース)ってどうなの?

    1. 舌固定器(舌用マウスピース)のレビューを予定していましたが、、、
    2. 舌固定器(舌用マウスピース)ってどんなもの?
    3. 実際に装着してみる!~開梱編~
    4. 実際に装着してみる!~装着編~
    5. 残念ながら装着できず
    6. まとめ:効果はありそう、あとは装着したまま眠れるか
    7. 補足:ナステントと舌固定器は補完関係

    舌固定器(舌用マウスピース)のレビューを予定していましたが、、、

    現在、いびき計測アプリを使った実測データ付のいびきグッズレビューとして、第1弾:ナステント第2弾:いびき防止リング(指輪)第3弾:マスクを取り上げています。

    舌固定器は、第4弾としてレビューしよう、と思っていたのですが、、、

    今回はいびき計測アプリを使ったデータがありません。その理由は後ほど説明します。

    舌固定器(舌用マウスピース)ってどんなもの?

    舌固定器(舌用マウスピース)は、就寝中に舌が喉の奥へ沈下するのを防ぐことで気道を確保し、いびきを軽減・防止する器具です​。Tongue Stabilizing Device, TSDと略されます。日本語では舌保持装置とも呼ばれます。

    いびきをかく仕組み説明図

    上の図でいうと(3)の舌根沈下を防ぐことで気道を確保しています。

    いびき用の、下顎を前に出す医療用マウスピース(下顎前方固定装置、MAD)とは異なり、上下の歯ではなく舌そのものを直接保持する点が特徴です。

    この手の器具の研究の歴史は長く、1950年代には舌を前方に固定する器具なども出てきているようです。現代的な形になったのは1980年代からで、1990年代からは普及用の安価な製品も出回るようになっているようです。

    実際に装着してみる!~開梱編~

    買ってみました。Amazonで2,000円以下。これでいびきが改善されるならしめたものです。



    小さな箱に入っています。

    取り出すと、青いプラスティックのケースが出現します。

    舌固定器(舌用マウスピース)



    蓋を開けると舌固定器と1枚の薄い取扱説明書が入っていました。

    舌固定器(舌用マウスピース)と説明書

    実際に装着してみる!~装着編~

    さて、いよいよ装着です。

    舌固定器(舌用マウスピース)

    写真のくびれているほうが下になります。ここに舌小帯(舌の裏の筋)がくるように装着します。

    舌先を機器の丸くなった部分に入れます。む、むむむ。

    舌が短い私には難しい!

    格闘すること3分。何とか入ったぞ(見苦しい画像で申し訳ございません)。

    舌固定器(舌用マウスピース)を装着したところ



    この際、丸い部分と舌の間が真空に近い感じになります。負圧が発生し、舌が自然と引っ張られます。

    痛い!特に舌小帯がきちんと残っている私の場合、もうそこが引っ張られてちぎれそう。

    血が出ているんじゃないかと思うくらいで、何度か指を突っ込んで血が出てないことを確認してしまいました。

    たぶん、舌が引っ張られているんだろう、と思って丸い部分の端をちょっとつまみ、空気を入れようとします。

    が、うまくいかない。

    5分ほど我慢してみましたが、痛みはどんどん増してきてしまいます。

    我慢できず、舌を抜こうと思いましたが、なかなか抜けない。これは困ったぞ。暗闇の中で半ばパニック。。。

    数十秒で抜けました。

    が、私の場合は抜いた後も15分くらい舌がしびれてしまい、眠ることができませんでした。

    残念ながら装着できず

    というわけで、残念ながら私は装着することができませんでした。

    ・・・と長々と書いてきたのは、別に営業妨害をするわけではありません。

    じつは長い歴史を持つ舌固定器(舌用マウスピース)、一番の課題はこの「装着時の違和感・異物感」と「痛み」なんだそう。舌先を吸引して器具を唇の間に挟むため、口元に異物感があり、初めて使用する人の多くが「異物感で夜中に目が覚めた」「慣れるまでに時間がかかる」と感じるようです。

    また、私のように吸引による舌先の圧迫から、舌先や舌小帯(舌の裏の筋)に痛みが生じるケースが多数報告されています。

    臨床研究においても、中等症OSA患者を対象とした実験において(2021年)、効果は医療用マウスピース(MAD)と同等でも、昼間の疲労感や生活の質(QOL)指標の向上はMAD群で顕著だった、という結果があります。

    また、別の長期観察研究では、2年後に使用を継続していた患者がわずか21%に留まったというデータもあるようです。

    このように、主に装着時の違和感や痛みから長期継続に関して課題が多いようです。

    一方で、医療用マウスピースに比べると格段に安価であり、また原理としては医療用マウスピースと同様の効果が期待でき、かつ医療用マウスピースのような歯列への悪影響といった副作用もないことから、一度試してみる価値は大いにあるように思います。

    まとめ:効果はありそう、あとは装着したまま眠れるか

    ということで、原理的には効果はありそうで、ちゃんとした臨床試験でも効果は立証されています。

    残る課題は、これを装着して痛みを感じずに安らかに眠れるか。

    私も何度かチャレンジしてみて、ちゃんと眠れるようになったらまた報告したいと思います。

    補足:ナステントと舌固定器は補完関係

    先ほど見たように、舌固定器は最初の図の(3)の箇所、舌根沈下を防ぐことです。一方主に(1)の軟口蓋の閉塞を改善するのがナステント。いびきの発生個所の違う部分にアプローチするので、補完関係といえます。実際、舌固定器は口、ナステントは鼻に挿入するものなので、同時装着も可能。

    いびきをかく仕組み説明図


    私も舌固定器をつけられるようになったら、この「二刀流」を試してみたいと思います。

  • 【いびきグッズレビュー第1弾】ナステントの効果をいびきアプリで測定!

    【いびきグッズレビュー第1弾】ナステントの効果をいびきアプリで測定!

    「いびきラボ」を使ってナステントの効果を測定します!

    スタッフのJです。「【実体験記】実況中!いびきラボでいびきを測定します。」にて、いびきラボを使ったいびきの測定をしていますが、少しずつデータがたまってきたので、予告通り、いびきグッズレビュー第1弾として、ナステントのデータを掲載したいと思います!

    今回いびきの測定に使っている「いびきラボ」についは、こちらをご覧ください。

    1. 「いびきラボ」を使ってナステントの効果を測定します!
    2. ナステントをした日としない日でいびきスコアに差が出るか?
    3. 分析1:飲酒の有無別の比較
    4. 分析2:睡眠時間別の比較
    5. まとめ


    ナステントをした日としない日でいびきスコアに差が出るか?

    ナステントをした日としない日でいびきスコアに差が出るか?比べてみました。

    スコアに差が出なければ、ナステントには効果がない、ということになってしまいます。

    さて、どうでしょうか?

    ナステント使用・不使用によるいびきスコア比較
    • 対策なし:40.1
    • ナステントあり:26.7


    ちょっとほっとしました。

    ナステントをすると何も対策をしない時に比べていびきスコアは低めです。

    スコアを見ると、そこまでいびきスコアが改善していないように見えますが、これはいびきラボの算定ロジックの癖かもしれません。

    少し見方を変えて「激しい」いびきの継続時間を比べてみます

    ちなみに、「激しい」の区分はいびきラボによるもので、具体的なデシベル数などは公開されていません。

    ナステント使用・不使用による激しいいびき継続時間の比較
    • 対策なし:0:09
    • ナステントあり:0:02


    私の場合、そもそも「激しい」いびきの時間帯は長くないものの、何の対策もしていない時の平均は9分、ナステントをしているときは2分と、それなりに違いがみられます。

    今度は、「激しい」に加えて「大きめ」のいびきを加えた継続時間を比べてみます。

    ナステント使用・不使用による激しい・大きいいびき継続時間の比較
    • 対策なし:0:58
    • ナステントあり:0:27


    何の対策もしていない時の平均は58分、ナステントをしているときは27分と、半分以下になっています。

    やはり、ナステントをすることで、大きいいびきを減らすことができている、と言えそうです。

    ただし、これはすべて「平均値」であることに注意が必要です。ナステントをしていなくてもいびきをあまりかいていない日もあれば、ナステントをしていてもいびきが大きい日もあるからです。ちなみに、ナステントをしている時の最小いびきスコアは14ですが、最大は59。ナステントをしていない時の最小いびきスコアは18で最大は68。いびきをかくかかかないかは、飲酒や睡眠時間など様々な要因がからんでいるため、バラツキが大きいということは知っておいたほうが良いかもしれません。

    分析1:飲酒の有無別の比較

    最初の分析として、飲酒をした時・しなかった時別に、ナステントをした時と何も対策をしなかった場合を比較してみます

    飲酒有無別ナステント使用・不使用によるいびきスコアの比較



    まずは飲酒をした時の比較です。

    • 対策なし:44.3
    • ナステントあり:29.7

    次に、飲酒をしていない時の比較をしてみます。

    • 対策なし:37.3
    • ナステントあり:24.7


    飲酒の有無にかかわらずナステントをした時のほうがしていない時よりもいびきスコアが小さくなっている(=いびきが小さくなっている)ことがわかります。

    分析2:睡眠時間別の比較

    次に、睡眠時間の長さ別に、ナステントをした時と何も対策をしなかった場合を比較してみます

    睡眠時間別ナステント使用・不使用によるいびきスコアの比較

    まずは睡眠が6時間未満の場合の比較です。

    • 対策なし:47.7
    • ナステントあり:29.6

    次に、6時間以上睡眠をとった場合の比較をしてみます。

    • 対策なし:36.9
    • ナステントあり:25.2


    こちらも同様、睡眠時間の長さにかかわらずナステントをした時のほうがしていない時よりもいびきスコアが小さくなっている(=いびきが小さくなっている)ことがわかります。

    まとめ

    ナステントを使用した場合と使用しなかった場合で、いびきスコアにどのような違いがでるかをまとめてみましたが、いかがでしたか?

    私の場合はナステントを使用すると、いびきスコアは低下する傾向であることが確認できました。

    一方で、いびきをかくかかかないかは日によってかなりばらつきがあり、必ずしもナステントをしていれば絶対にいびきをかかない、というものでもないことがわかりました。

    じつは、睡眠時無呼吸症候群の調査においてもこのようなばらつきは見られているようです。同じ患者でも睡眠時無呼吸症候群のスコア(AHI)は日によって異なり、治療機器(CPAP)を使っても、効果は一律にあるわけではないことが確認されています。

    いびきって奥が深いですね。それでも、平均してみれば、飲酒をしているほうがいびきをかきやすくなる、などの傾向は間違いなくあるようです(前回の結果をご覧ください)。

    ぜひ、少しでも「いびきをかきにくい」環境を整えていきましょう!

    私の場合は、やっぱりダイエットかな。。。

  • 彼氏のいびきがうるさい!その時どうする?

    彼氏のいびきがうるさい!その時どうする?

    彼氏のいびきで関係が冷めた?

    前回は、「彼女のいびきがうるさい」というテーマで書きました。

    彼女のいびきについては、「びっくりした」という意見がとても多いことを紹介しました。また、女性でもいびきをかく人は多く近年増加傾向にあること、いびきの原因は男性と似ているところもあれば違う部分もあることなどを紹介しました。

    それでは、「彼氏のいびき」はどうでしょうか?多いのは、「(恋愛感情が)冷めた」という意見。でも、逆に「(恋愛感情が)冷めないので苦しい」という意見も多いようです。少なくとも、いびきはパートナーの関係に重大な影響を及ぼすようです。ちなみに、ヨーロッパの国々では、離婚の原因の1位に「いびき」がくることも多いようです。

    いびきをかく男性と眠れない女性



    男性はいびきをかきやすい?

    何度か紹介している当社の自主調査では、いびき経験者は男性全体の46%(女性は35%)でした。
    女性でも3人に1人がいびき経験者ですが、それでもやはり男性の方がいびきをかく人の割合が大きいです。

    なぜ、男性の方が女性よりもいびきをかきやすいのでしょうか?それには、下記の要因が挙げられるようです。

    1.男性の方が脂肪が上半身につきやすい

    いびきは、何らかの原因で狭くなった上気道(空気の通り道)を空気が通過する際に上気道の周りの粘膜が震える音(振動音)なのですが、その上気道が狭くなる原因の一つに肥満があげられます。男性は上半身に、女性は下半身に脂肪がつきやすい傾向があるため、男性は肥満による上気道の閉塞を引き起こしやすい傾向があります。

    2.男性にはいびきをかきにくくしている女性ホルモンが少ない

    女性ホルモンの一つ「プロゲステロン」は、上気道開大筋群のなかで重要な役割を持つ「オトガイ舌筋」という組織を緊張させる作用があります。そのため女性の方が上気道が男性に比べて広がりやすく、空気が通りやすいのです。
    もともと男性はプロゲステロンが少なく、この作用の恩恵にあずかれません。

    男性がいびきをかきやすい要因は?

    いびきの一般的な原因はこちらで紹介していますが、特に男性に多いのは下記の場合です。

    1. 太っている(肥満)

    先ほど見たように、男性の方が上半身に脂肪がつきやすい傾向があります。この型の肥満は「内臓脂肪型肥満(リンゴ型肥満)」と呼ばれ、女性に多い「皮下脂肪型肥満(洋ナシ型肥満)」と区別されています。

    内臓脂肪型肥満の場合、内臓だけでなく気道の内側や軟口蓋にも脂肪がついて気道が狭くなったり、首周りに脂肪がつくことで舌が喉の奥の方に押しだされて気道が狭くなります。

    肥満の度合いを現すBMI(体重(kg)÷身長(m)÷身長(m))が30以上(身長160㎝で76.8kg以上)の人は統計的にいびきをかきやすいことがわかっています。

    気道が閉塞していびきをかく仕組み
    気道が閉塞する場所は、主に舌根部、軟口蓋、上気道の3か所です。

    2. 飲酒や喫煙

    飲酒により筋肉がゆるんだ状態で仰向けに寝ると、上あごの奥にある柔らかい部分(軟口蓋)や舌が落ち込み、上気道をせばめ、いびきの原因となることがあります。また、たばこの煙によって鼻の中に炎症やむくみが発生し、気道がせまくなりいびきをかきやすくなります。

    3. 疲労やストレス

    一般の人でも睡眠時は喉周辺の筋肉が緩み、重力で舌が気道に落ちやすくなりますが、疲労やストレスがたまると、より筋肉が緩みやすくなるため、気道を狭めていびきを起こすことがあります。

    4. 鼻づまりや鼻の病気

    鼻づまりや花粉症・アレルギー性鼻炎、鼻中隔湾曲症やアデノイドでもいびきをかきやすくなります。

    大きないびきは放っておくと危ない!

    いびきというと音だけに注目されがち。また、生理現象だからしょうがない、我慢するしかないと思いがちです。

    でも、いびきがひどくなると(閉塞性)睡眠時無呼吸症候群を発症すると言われており、油断は禁物です。放っておくと、二人の関係だけでなく、彼氏の健康にも悪影響が出てしまうのです。

    いびきをかいていると、一回の呼吸で十分な空気が肺に入らなくなるため酸素不足を引き起こします。身体に酸素が不十分な形でとりこまれるため、脳や身体へダメージを及ぼす可能性があり、高血圧や糖尿病などの生活習慣病の原因や悪化の原因にもなります(重度の睡眠時無呼吸症候群の患者の場合、12年後の循環器病の発症リスクが健常者の6倍あるというデータもあります。(Marin JM, et al Lancet 365 ,1046-1053,2005))。

    また睡眠中でも脳や身体が常に酸素を求めている状態になってしまうので、口で呼吸をしたり、睡眠が浅くなって夜中に何度も目を覚ますなど、慢性的な睡眠不足を招きます。

    睡眠時無呼吸症候群によって引き起こされる病気



    いびきを減らす方法は?

    少しでも彼氏(ベッドパートナー)のいびきを減らせる方法をお伝えします。

    1.体型にあった枕に変える

    枕が高すぎると、下あごが沈み、軟口蓋や舌の付け根などが喉の奥へ落ちこみやすくなり、気道を狭めてしまいます。一緒に専門店に枕を買いに行くなどして、(彼氏に)横になった状態で計測してもらい、体型にあった枕をみつけましょう。

    2. 体を横向きにする

    仰向けに寝ると、上気道に舌の付け根などが落ち込んで気道が狭くなります。彼氏(ベッドパートナー)が仰向けに寝ていていびきをかいていたら、そっと顔だけでも横向きにしてあげるといびきが軽減することがあります。

    3. 部屋の温度と湿度を保つ

    鼻の粘膜は寒いと腫れてきて、暖かいと血流がよくなり腫れが軽くなるので、冬は部屋を暖めておくと良いようです。また、部屋が乾燥していると鼻づまりが起きやすくなり、その結果口で呼吸するようになってしまい、のどの炎症からいびきを引き起こしやすくなります。特に冬は加湿器などを使用して湿度を50-70%に保つように心がけるとよいようです。

    4. 鼻うがいをする(勧める)

    鼻づまりや花粉症・アレルギー性鼻炎などで鼻の通りが良くないときは、鼻うがいをすることで改善することがあります。(鼻うがいについて詳しくはこちらをご覧ください

    5. 寝る前の飲酒を控える

    飲酒をすると筋肉が緩み、舌の付け根などが喉の奥へ落ちて上気道を狭める原因になります。寝る直前(寝酒)はできるだけやめるようにしましょう(または、控えるようにお願いしましょう)。

    6. ダイエットをする

    肥満はいびきだけでなく様々な生活習慣病を引き起こすため、もし彼氏が肥満(BMIが30以上)の場合は一緒にダイエットやウォーキングなどの健康づくりに取り組むことも効果的です。先ほど見たように、ダイエットによるいびき軽減の効果は、(内臓脂肪型肥満が多い)男性の方が大きいかもしれません。

    自衛する方法は?

    1.耳栓をする

    彼氏(ベッドパートナー)がいびきをかき始めたら耳栓をするのも一つの方法です。

    ナステントという選択肢

    もし、彼氏(ベッドパートナー)といびきについて話すことができ、二人で一緒に解決しよう、ということを話し合えたのであれば、一つの選択肢として、ナステントのご紹介をします。

    ナステントは、いびきを防ぐために、医学的な知見に基づいて作られた一般医療機器です。 鼻に柔らかいシリコンゴムでできたチューブを挿入するものです。このチューブを挿入した状態で寝ることで、狭くなろうとする気道をしっかり確保し、いびきの軽減やいびきの防止を行います。シリコンゴムはとても柔らかく、鼻の形に合うように湾曲しています。

    気道が閉塞する仕組みとナステントの作動原理


    ナステントの特徴は、軽くて持ち運びが簡単で電源不要、そして目立たないことです。使い捨てのため、お酒を飲んでいびきをかきそうなときだけ使う、などピンポイントでの使用も可能です。

    ナステントチューブ

    ナステントの説明、効果や使い方についてはこちらをご覧ください。
    ナステントを今すぐに試してみたい方はこちらからどうぞ。

    まとめ

    ここまで、男性においては約半数の人がいびき経験者であることを見てきました。

    男性の方が女性よりもいびきをかく人の割合が多い要因として、男性の方が脂肪が上半身につきやすいことやいびきをかきにくくしている女性ホルモンが少ないことを見てきました。

    いびきをかく原因は肥満などのほか、飲酒や喫煙、疲労やストレス、鼻づまりや花粉症、鼻の病気など多岐にわたります。

    軽度のいびきであれば枕を変えたり、横向き寝に変えたり、部屋の温度・湿度を調節したりすることも有効なので、少しでもいびきを減らせるように工夫をしてみることをお勧めします。

    でも、呼吸が一時的に止まるなど、いびきが深刻な場合放っておいてはいけません。二人の生活や健康に関することとして共有し、病院に相談するなど、一緒に解決していきましょう!

  • 彼女のいびきがうるさい!その時どうする?

    彼女のいびきがうるさい!その時どうする?

    彼女のいびきに悩んでいる人が多いという現実

    ~いびきをかくのは男性の方が多く、女性は少ない~そんなイメージを持たれているからか、彼女(ベッドパートナー)がいびきをかくことにびっくりした、という人は多いようです。また、彼女や妻のいびきに悩んでいる、という人は、彼氏や夫のいびきに悩んでいる人と同数かそれ以上いるようです。

    それもそのはず、じつは女性でもいびきをかく人は多いようです。

    何度か紹介している当社の自主調査でも、いびき経験者は女性全体の35%(男性は46%)、他社の調査でも40%前後出ていて、近年は上昇傾向のようです。

    彼女(ベッドパートナー)がいびきをかいていても、何も不思議はないのです。

    いびきをかく女性と眠れない弾性


    女性がいびきをかきやすい要因は?

    いびきの一般的な原因はこちらで紹介していますが、特に若い女性に多いのは下記の場合です。

    1. 太っている

    肥満といびきの関係についてはこちらで紹介していますが、太ると気道(空気の通り道)の内側や軟口蓋に脂肪がついて、気道を狭めてしまうため、いびきをかきやすくなります。

    肥満の度合いを現すBMI(体重(kg)÷身長(m)÷身長(m))が30以上(身長160㎝で76.8kg以上)の人は統計的にいびきをかきやすいことがわかっています。

    2. 顎(あご)が小さい

    顎(あご)が小さい人(いわゆる「小顔」の方)は、舌が落ち込むことで気道が狭くなりやすいため、いびきをかきやすい体質を持っています。アジア人種の人たちは相対的にあごが小さい人の割合が高く、瘦せていてもいびきをかく人が多いと言われています。

    3. ホルモンバランスの変化

    月経周期や産前産後などによるホルモンバランスの変化でも、いびきをかきやすくなります。

    4. 疲労やストレス

    一般の人でも睡眠時は喉周辺の筋肉が緩み、重力で舌が気道に落ちやすくなりますが、疲労やストレスがたまると、より筋肉が緩みやすくなるため、気道を狭めていびきを起こすことがあります。

    5. 飲酒や喫煙

    飲酒により筋肉がゆるんだ状態で仰向けに寝ると、上あごの奥にある柔らかい部分(軟口蓋)や舌が落ち込み、上気道をせばめ、いびきの原因となることがあります。また、たばこの煙によって鼻の中に炎症やむくみが発生し、気道がせまくなりいびきをかきやすくなります。

    6. 鼻づまりや鼻の病気

    鼻づまりや花粉症・アレルギー性鼻炎、鼻中隔湾曲症やアデノイドでもいびきをかきやすくなります。

    いびきを減らす方法は?

    いびきは多くの人にとってデリケートな問題なので、面と向かって「いびきがうるさい!」とはなかなか言えないもの。

    そんな時に、少しでも彼女(ベッドパートナー)のいびきを減らせる方法をお伝えします。

    1.体型にあった枕に変える

    枕が高すぎると、下あごが沈み、軟口蓋や舌の付け根などが喉の奥へ落ちこみやすくなり、気道を狭めてしまいます。一緒に専門店に枕を買いに行くなどして、(彼女に)横になった状態で計測してもらい、体型にあった枕をみつけましょう。

    2. 体を横向きにする

    仰向けに寝ると、上気道に舌の付け根などが落ち込んで気道が狭くなります。彼女(ベッドパートナー)が仰向けに寝ていていびきをかいていたら、そっと顔だけでも横向きにしてあげるといびきが軽減することがあります。

    3. 部屋の温度と湿度を保つ

    鼻の粘膜は寒いと腫れてきて、暖かいと血流がよくなり腫れが軽くなるので、冬は部屋を暖めておくと良いようです。また、部屋が乾燥していると鼻づまりが起きやすくなり、その結果口で呼吸するようになってしまい、のどの炎症からいびきを引き起こしやすくなります。特に冬は加湿器などを使用して湿度を50-70%に保つように心がけるとよいようです。

    4. 鼻うがいをする(勧める)

    鼻づまりや花粉症・アレルギー性鼻炎などで鼻の通りが良くないときは、鼻うがいをすることで改善することがあります。(鼻うがいに関してはこちらをご覧ください

    5. 寝る前の飲酒を控える

    飲酒をすると筋肉が緩み、舌の付け根などが喉の奥へ落ちて上気道を狭める原因になります。寝る直前(寝酒)はできるだけやめるようにしましょう(または、控えるようにお願いしましょう)。

    6. ダイエットをする

    肥満はいびきだけでなく様々な生活習慣病を引き起こすため、もし彼女が肥満(BMIが30以上)の場合は一緒にダイエットやウォーキングなどの健康づくりに取り組むことも効果的です。

    自衛する方法は?

    1.耳栓をする

    彼女(ベッドパートナー)がいびきをかき始めたら耳栓をするのも一つの方法です。

    いびきがひどい場合は放っておかない!

    ここまで、彼女(ベッドパートナー)がいびきをかいたらどうするかについて書いてきました。が、いびきの程度がかなりひどい場合は(たとえば、しばらく呼吸が止まっていてそのあと大きないびきの音と共に呼吸が再開する、などの場合)、本人に伝えた上で話し合い、お医者さんにかかることをお勧めします。

    睡眠時無呼吸症候群を発症しているかもしれず、放っておくと様々な生活習慣病を発症し、命の危険もあるからです。

    いびきが深刻な場合は、問題を二人の生活や健康に関することとして共有し、一緒に解決していこうという姿勢が大切です。

    ナステントという選択肢

    もし、彼女(ベッドパートナー)といびきについて話すことができ、二人で一緒に解決しよう、ということを話し合えたのであれば、一つの選択肢として、ナステントのご紹介をします。

    ナステントは、いびきを防ぐために、医学的な知見に基づいて作られた一般医療機器です。 鼻に柔らかいシリコンゴムでできたチューブを挿入するものです。このチューブを挿入した状態で寝ることで、狭くなろうとする気道をしっかり確保し、いびきの軽減やいびきの防止を行います。シリコンゴムはとても柔らかく、鼻の形に合うように湾曲しています。

    気道が閉塞する仕組みとナステントの作動原理


    ナステントの嬉しい特徴は、目立たないこと。鼻に入れてしまうと、ほとんどわかりません。また、とても軽く(重さ2g)持ち運びに便利で、使い捨てのため疲れた日だけ使う、などピンポイントでの使用も可能です。

    ナステントチューブ



    ナステントの説明、効果や使い方についてはこちらをご覧ください。
    ナステントを今すぐに試してみたい方はこちらからどうぞ。

    まとめ

    ここまで、女性がいびきをかくのは一般的(35-40%くらいの女性に見られる)であることを見てきました。

    いびきをかく原因は、肥満などのほか、顎が小さいことやホルモンバランス、疲労やストレス、飲酒や喫煙、鼻づまりや花粉症、鼻の病気など多岐にわたります。

    軽度のいびきであれば枕を変えたり、横向き寝に変えたり、部屋の温度・湿度を調節したりすることも有効なので、少しでもいびきを減らせるように工夫をしてみることをお勧めします。

    でも、呼吸が一時的に止まるなど、いびきが深刻な場合放っておいてはいけません。二人の生活や健康に関することとして共有し、病院に相談するなど、一緒に解決していきましょう!

  • ナステントの痛くない入れ方を紹介します!

    ナステントの痛くない入れ方を紹介します!

    ちょっと見、鼻に挿入するのが怖そうなナステント

    こんにちは、スタッフのJです。

    さて、前回は私が軽度の睡眠時無呼吸症候群だとわかってからいびき対策を始めるまでの話を書きました
    その中で、ナステントを試してみることにしたけれど、いざ実物を見ると、「エーっ、こんなもの鼻に入れるの!?」と思ったことも書きました。

    今日は、「ちょっと見」鼻に挿入するのがためらわれるようなナステントを、痛みを感じずに入れる方法をお伝えしたいと思います。

    ナステントチューブ
    ナステントのチューブ。ちょっと見、こんな長いものを鼻に入れられるのか、不安になります。

    最初のハードル!そもそも試すのが怖いかも!?

    いきなり本題(どうやったらナステントを痛みなく鼻に挿入できるか?)に行きたいところなのですが、ナステントを試す戦いは、挿入前から始まっているのです。

    じつは、ナステントに関する検索キーワードで上位に来るのは、「ナステント 痛い」「鼻チューブ 痛い」「ナステント 使ってみた」です。
    じつはこのキーワード、患者さんに聞いてみると「ナステントを試す前に」検索していたケースがほとんどだったのです!

    「ナステント 痛い」「鼻チューブ 痛い」は、「ナステントの挿入、痛そうだけど本当に大丈夫?」という疑問から、「ナステント 使ってみた」は、ナステントを実際に入れてみた人の体験談を見て、本当にチューブを問題なく入れられたのか、あるいは本当に効果があったのかどうかを知りたい、という動機で調べられているのではないかと思います。

    話は変わって、当社では初めてナステントを試してみたい方に「はじめてナステント」をご提供しています。

    しかし、じつは

    約半数の方が、「はじめてナステント」到着後2週間以上試さずに寝かせていた

    という調査結果があるのです!

    上記のことからも、一歩踏み出そうとしてみたけれど(試す前に)自分がナステントを挿入できるか不安になった、という方がいらっしゃることがわかります。

    一歩踏み出すための方法:最初からうまくできると思わなくていい!

    でも、ちょっと考えてみると、これは人間の自然な反応です。体に入ってくる異物に対して警戒しようする、一種の心理的な防御反応です。

    体も最初は異物に対して反応します。

    コンタクトをされたことのある方は、生まれて初めてコンタクトを入れたときに痛みや、ものすごい異物感を感じませんでしたか?

    このように、いつもと違う異物に対しては、体には生理的な反射が起こり、異物を取り除こうとします。

    ナステントの場合も同じです。

    最初の1、2回は鼻の入り口付近でくすぐったいような感触があり、くしゃみが出るかもしれません。また、運よく先端がのどちんこのあたりまで到達したとしても、嘔吐反射(おえっとなるような反射)があるかもしれません。

    でも、多くの方は3回目くらいからぐっとこのような反射が減って、スムーズに入るようになります。

    既出ですが、ナステントに慣れるまでかかった時間についてのアンケート結果を掲載しておきます。

    アンケート結果(ナステントに慣れるまでの期間)




    約80%の方が1週間以内に慣れているものの、じつは即日「慣れた」という方は20%しかいません。

    最初に入れた時から、「慣れた」と答えられた方は、以前から鼻うがいをしていた、など、何かしらの「経験者」のようです。

    最初からうまくいくわけがない、また、体がナステントを出そうとしたら、自分の身体は正常なんだ、と思っていれば、少し気が楽になりませんか?

    大事なことは、「体に慣れさせること」。一回ダメでも翌日もう一回入れてみてくださいね。

    はじめてナステントが7本入っているのは、「慣れるため」です。5回か6回試してみた後で、1回か2回、夜の時間帯に入れっぱなしにできたら合格です。はじめてナステントはできるだけ最初の1週間、毎晩トライしてみることをお勧めします。

    ナステントは痛い?いよいよナステントを挿入してみる!

    前置きが長くなってしまいました。

    次はナステント(一般名称鼻チューブ)を入れるときに、痛みを減らせる方法をお伝えします。これを知っていると、つらい思いをせずに早くナステントに慣れることができると思います。

    (1)鼻をかんでおく

    ナステント(鼻チューブ)を入れるときに、鼻づまりや鼻炎ぎみの人は、入れる直前に鼻をかんでおくことをお勧めします。私はアレルギー性鼻炎をもっており、よく鼻がつまるのですが、鼻がつまったままナステントを入れると、途中で鼻〇そにつっかえて入れにくいことがあります。鼻を一回かむだけでけっこう違うので、鼻がつまりがちの人は「事前に鼻をかむ」のがお勧めです。

    (2)ゆっくり入れることを心がける

    ナステントを鼻に入れる作業というのは、できれば早く終わってほしい「嫌な」体験だと思います。そのためか、最初に入れるときに、慌てて鼻の中にチューブを挿入しようとしてしまう患者さんがいらっしゃいます。

    しかし、鼻の中はチューブが入ることを前提にツルツルとできているわけではないので、ゆっくり進まないといろいろなところでチューブの先端がつっかえてしまいます。挿入時に勢いよく鼻の粘膜に当たって、粘膜がグリグリされると、インフルエンザやコロナの検査をするときのような非常に不快な気分になります。

    ナステントは柔らかいシリコンでできており、非常に刺激性の低いものなので、慌てずゆっくりと入れるように心がけましょう。

    そうすれば、先ほどの検査の時のような痛みや不快感はほとんど感じずにすみます。

    (3)入れる方向は最初の3㎝は上方向、そのあとは耳の方に向ける

    もう一つは、ナステントのチューブを入れる向き。鼻の穴はほぼ真下を向いているので、チューブを入れるときは、鼻の穴に入るように真上に向けて挿入していきます。

    しかし、

    ここで注意!

    鼻腔はじつはそのまま目の方に向かって空間が広がっているわけではありません。じつはやや大げさにいうと耳の方に向かって曲がっているのです。ですので、

    最初の3㎝は上方向に向けていれていくが、途中から耳(顔の奥)に向かって横方向に向きを変えていく

    ことが重要です。


    デモを見てイメージする

    こちらもすでに何度かご紹介していますが、ナステント挿入のデモを掲載しておきます。このビデオを見ると、ほとんどの人がスムーズに入れられるようになります。



    最後に、アンケートの結果も掲載しておきます。これは、昔やっていた「ナステント体験会」というイベントで、医師や私たちからの挿入のしかたについての説明を聞いた後に実際に体験してもらった時のものです。

    この文章をお読みくださったみなさんも、実際に説明をお聞きくださっているのと同じですので、同じような数字になると思います。

    ほとんどの人が最初は違和感を感じながら、すぐに慣れているようです。ぜひ、諦めずにチャレンジしてみてください!

    アンケート結果(ナステントの挿入は簡単か)


    アンケート結果(ナステント挿入時の痛みの有無)
    アンケート結果(ナステント挿入時の違和感の有無)
  • 自分のいびきが聞こえる?!いびきに気づいてから対策をするまでの体験談

    自分のいびきが聞こえる?!いびきに気づいてから対策をするまでの体験談

    自分のいびきで目が覚めた

    スタッフのJです。40歳を過ぎた男性です。

    身長170㎝、体重は70kg。いびき治療歴6年です。

    いびきをかいているのを知っていながらずっと治療に踏み出せていない。そんな境遇の方が多くいらっしゃるという話を聞き、体験談を書くことにいたしました。

    自分のいびきが聞こえる。。。そんなバカな?それに気づいたのは6年前のことでした。

    もともと眠りが浅いのか、ちょっとした物音でも目覚めることが多かった私。それでも自分のいびきで目が覚めることはありませんでした。
    お酒を飲んで帰ると、その晩はいびきが大きいこともあったようで、パートナーからたまに指摘されることはありました。

    が、6年前、ソファにもたれかかってうとうとしていると、突然「んガ!」という短い音にびっくりして目が覚めたのでした。

    状況を思い出してみると、たぶんソファに寝そべり、ひじ掛けに頭を乗せて少し上を向いて口を開けて寝ていたと思います。




    幸い、会社にはナステント事業をやっている人たちがいたので、そこの医学博士に相談してみると、「そのいびきの感じだと、もしかして睡眠時無呼吸症候群かもしれませんよ。睡眠時無呼吸症候群になると、一瞬呼吸が止まって、呼吸が戻る時に『ががっ』という短い大きな音が鳴って元に戻ることがあるから」と、思いもかけない返事が。。

    まずはこれを使ってみるといいかも、と教えてもらったのが「いびきラボ」

    私の当時の一番悪かった時のスコアは67。録音を聞いてみると、「えっ?」こんなにうるさかったの??

    数回測ってみると、私の場合やはり飲酒の日のいびきスコアが悪かったです。そして疲れている日も。

    ただ、ひどいいびきの時の録音を聞いても、「んガ」というような突然の音はありませんでした。

    いびきをかいている日と寝起きの関係がわかってきた

    数回測っていくうちに、飲酒、疲れとの関係がわかってきたわけですが、そこでちょっと思いがけないことに気づきました。それは、ここ数年感じていた、寝起きのだるさといびきがなんとなく関係があるかも、ということ。

    私はもともと若干貧血気味で(母親もそうだった)、朝起きるのが辛かったりボーっとしているのはそのせいだとずっと思っていました。

    でも、いびきラボでスコアをとって、それにまつわる行動(飲酒の有無や就寝時間、日中の活動状況と寝起きの状況)を軽くメモを取ること数回、「いびきのスコアが悪い時は寝起きも悪い」ということに気づきました。

    これは大発見だと思って、前に相談したナステント事業の人にそのことを話すと、なんだか少しうれしそうにこう話すのです。

    「ああ、やっぱり、睡眠時無呼吸症候群も発症している可能性が高いかも。睡眠時無呼吸症候群はいびきがもっとひどいもの。いびきは気道が狭くなっているところを空気が通ろうとしたときに起こる振動音なんですが、無呼吸は気道が完全に塞がって、しばらくの間呼吸ができない状態。誰かに首を絞められて1分間息が止まってたら死にそうなくらい苦しいでしょう?症状がひどい人はそんな状況が夜な夜な繰り返されているんです。」

    「エーっ、怖すぎる!!」

    「最近は(正確性は劣るけれど、という条件付きで)簡易検査機器を使って、無呼吸かどうか簡単に測定できるからやってみては?」というので、勇気を振りしぼってやってみました。入院での検査は怖すぎるので、家でできるタイプのものです。

    SAS検査機


    じつは睡眠時無呼吸症候群も併発していた!?

    3回測った結果(通常は1回のみです)、AHI(1時間に何回無呼吸や低呼吸になっているかを表す指数。5以上14以下が軽度の無呼吸症候群、15以上29以下が中等症、30以上が重症。詳しくはこちらをご覧ください)は、悪い方から12、5、0。やはり飲酒した時に無呼吸症候群を発症していました。

    同時にいびきラボでの録音も敢行。1回だけ、例の「んガ」という音が録れていました!その時は、自分のいびきで目が覚めることはありませんでしたが。。

    ナステントをしてみた

    私の場合、数字を見ても睡眠時無呼吸症候群の症状は軽いため、そのままナステントの事業でお世話になっている先生を紹介してもらい、鼻チューブ(ナステント)を試してみることにしました。

    ナステントチューブ



    「エーっ、こんなもの鼻に入れるの!?」というのが最初の偽らざる感想でした。

    「簡単ですよ!」と言って実演してもらいます。

    その場でやってみました。くすぐったい。。。「はっくしょん!」ああ、ナステントが出てしまいました。

    「最初はそんなもんですよ」といってにこっと笑顔を返してくれる医学博士。

    じつはその翌日から海外出張だったのですが、海外出張初日も同じ。暗い、見慣れない部屋で「ああ、もったいない」とつぶやきながら取り出されたナステントを見て涙したのでした(文字通り、くすぐったくて涙が出てきたのでした。悲しかったわけではありません)

    しかし、3度目、うまく行きました!!

    このあたりの、ナステントに慣れていった過程はまた別の機会に書きますね。

    いびきだけじゃなかったナステントの効用

    帰国して、いびきラボでスコアを測ってみました。スコアは「8」!やったぁ!私の場合、典型的な鼻いびきだったため、ナステントがとても効いたみたいです。飲酒時にもスコアは安定しています。

    いびきは、正直なところパートナーにもあまりうるさいと言われていなかったため改善した実感は乏しかったです。実際、に聞いてみても「先に寝ちゃったしわかんない」と。。

    でも、明らかに寝起きの時の肩の前の鎖骨のあたりが緊張しているようなだるさがないことに気づきました。ああ、なんだかすごく(寝起きが)気持ちいいぞ!

    日中の眠気も軽くなりました。「単に夜中に物音で目が覚めやすい私のことだから熟睡できていなかっただけだろう」「それに、もう歳だし若い時とは違うんだろう」と思っていましたが、じつはそんなことはなかったんですね。たんにいびきや軽い無呼吸で酸素不足になっていたことに気づかなかっただけだったのです。

    もはや寝起きのだるさや日中の眠気は「生理現象だからしかたない」と思っていたのに改善してしまった。これってもしかしてすごいことかも!と思いました。(じつはそんな体験があって、志願してナステントの事業に携わることになったのでした。笑)

    たかがいびき、でも放っておくとすごくもったいないかも

    自分のいびきが聞こえる、なんかおかしいかも?というところから私のいびき治療は始まりました。
    私の場合、運良くすぐ近くに睡眠の研究をしている人たちがいたので、いびきの治療を始めることができ、その結果「あたりまえ」と思っていた寝起きのだるさや日中の眠気を改善することができました。

    改善してみると、「なんでもっと早く気付かなかったんだろう。もっと早く解決しておけばよかったな。」と思うこともしばしば。
    そんなことがあり、「きっと世の中には同じような人たちがいるに違いない、少しでも多くの人が治療してQOL(生活の質)を取り戻してほしい」そう思うようになりました。

    私の治療は、夜寝る前にナステントを鼻に挿入し、朝起きたらナステントを鼻から抜いてティッシュにくるんで捨てるだけです。だいたいそれぞれ15秒くらいです。私は飲酒や疲れている時以外、あまりいびきはひどくないためだいたい2日に1回のペースで使っています。ルーチン化してしまえば、面倒に感じません(目薬をするくらいの気分)。

    自覚症状のある方は、まずはいびき録音アプリから始められるといいと思います。自分のいびきに気づくと、(あまりのひどさに愕然として)「何かしなきゃ」、と思うようになるからです。本格的に調べたい方は「いびきラボ」
    、まずは試しという方は「ポケモンスリープ」がおすすめです。

    それぞれ、アプリを使ってみたときのレビューを掲載しています。

    「いびきラボ」→いびき歴40年の筆者がおすすめする「いびきアプリ」はこれ!



    「ポケモンスリープ」→「ポケモンスリープ」はいびきアプリとしてつかえる?

    ポケモンスリープ画面

    ぜひ、自分のいびきを聞くことからはじめて、気持ち良い寝起きを取り戻しましょう!

  • いびきの治療にかかる料金について

    いびきの治療にかかる料金について

    いびきの治療方法によって治療費はそれぞれ

    単純にいびきといっても人によって治療法は様々。今回はCPAP(シーパップ)、マウスピース、外科的治療(レーザー治療含む)、鼻チューブの4つの治療法についてご紹介します。お医者様と一緒に適切な対処を決めることが大切です。金額だけで選ぶのは非常にリスクがありますのでお気をつけください。

    主な治療とその目安となる金額

    (1)CPAP

    寝ている間の無呼吸を防ぐために空気を送り続けて気道を開存させます。CPAP装置からエアチューブを伝い、鼻に装着したマスクから気道へと空気が送り込まれます。非常に効果があり、睡眠時無呼吸症候群(SAS)においては第一の選択肢となります。

    ・診療の流れ
    問診など医師が判断する検査を経て、自宅での簡易検査を行います。次に病院で一泊してPSG(ポリソムノグラフィー検査)を行います。

    ・費用(病院によって異なりますので詳細は必ず事前にご確認ください)
    簡易検査:約3,000円前後(保険適用後)
    PSG検査:約10,000前後(保険適用後)さらに別途入院費が必要です
    *なお、保険適用には診断基準があります。
    CPAP治療:5,000円前後(毎月・保険適用後)こちらの費用はCPAP装置のレンタル費用となります。さらに原則、月に一回の通院が必要です。

    (2)マウスピース

    取り扱いは歯科医になります。「オーラルアプライアンス(OA)」や「スリープスプリント」とよばれることもあります。スポーツで装着するマウスピースとは異なり、寝ている間に下あごが4~7ミリ前に出るように作製します。それにより気道を広げます。ただし顎関節症や歯が少ない方はマウスピースの利用が出来ない場合があります。また虫歯で歯の治療をした場合は、再作製の必要性があるなど、定期的なケアが重要です。

    ・診療の流れ
    医科で、問診など医師が判断する検査を経て、自宅での簡易検査を行います。次に病院で一泊してPSG(ポリソムノグラフィー検査)を行います。

    ・費用(病院によって異なりますので詳細は必ずお医者様にご確認ください)
    簡易検査:約3,000円前後(保険適用後)
    PSG検査:約10,000前後(保険適用後)さらに別途入院費が必要です
    マウスピース作製費用:20,000円前後(保険適用後)
    *なお、保険適用には診断基準があります。
    マウスピースの作製は医科で睡眠時無呼吸症候群と診断された後、紹介状を持って、歯科での作製になります。

    (3)外科的手術

    気道を塞ぎ、いびきや睡眠時無呼吸症候群の原因となっている軟口蓋と口蓋垂を外科的に摘出します。最近では、閉塞部位の部分摘出をレーザーを使用することで痛みと出血を抑え、日帰りでの治療が可能です。しかしながら、数年後に手術をした部位が瘢痕化して睡眠時無呼吸症候群(SAS)が再発したという報告があります。

    ・費用(病院によって異なりますので詳細は必ず事前にご確認ください)
    検査費用:病院によって異なります
    手術費用:35,000円前後(保険適用後)
    *なお、保険適用には診断基準があります。

    (4)切除しないレーザー治療

    近年、ナイトレーズやパルスサーミアなど、患部を切らないタイプのレーザー治療が注目されています。これは、たるんできた口蓋垂(喉の奥)にレーザーを当てて患部を引き締めることで気道を確保しようというもの。治療後の痛みがほとんどないと言われています。多くは3~6回程度の治療を受けることになります。効果を感じるまでに人によってばらつきがあるようです(効果が出ない人も)。また効果は永久ではなく(1~3年と言われています)、定期的な検査やメンテナンスが必要になるようです。保険適用外です。

    ・費用(クリニックにより異なりますので詳細は必ず事前にご確認ください)
    治療費:100,000円前後(1回あたり。1回目は3万円程度のトライアル価格あり。自由診療。)

    (5)鼻チューブ

    緊急救命時の気道確保の手法を応用し、鼻に柔らかいチューブを挿入することで睡眠時の気道を確保するという発想で作られた一般医療機器です。鼻チューブが、口蓋垂(のどちんこ付近)まで達することで、上気道の間に空気の通りを確保。睡眠時の鼻呼吸をサポートします。万が一口蓋垂が落ち込んで、鼻チューブが潰れても、鼻チューブと上気道との間に隙間ができますので、完全に閉塞してしまうことはありません。気道を確保することによりいびきのような大きな振動音を低減します。

    ・費用(病院によって異なりますので詳細は必ず事前にご確認ください)
    特に検査などは必要ありません。購入には病院が発行する処方指示書が必要です。
    ・処方指示書発行費用:3,000円~5,000円前後(自由診療のため健康保険は適用されません)
    このサイトからスタートパック(はじめてナステント)をご購入いただく場合に限り、処方指示書を無料で発行しております。ご検討ください(購入前に簡単なオンライン問診票の記入がございます))。
    ・鼻チューブ(ナステント)(1箱7本入):3,982円(税込)
     スタートパック(1箱7本入):2,787円(税込)

    たかがいびき、されどいびき。いびきを侮ることなかれ

    いびきは寝ている間のことで覚えていないので対応をあとに回しがちです。特に「ぐっすり寝ている証拠」と言われたりしますが実際は異なります。最近ではいびきは何らかの不調が発生しているサインだと言われています。ぜひおろそかにせず早めの対処をおすすめします。

    いびきが引き起こす様々な病気

    ▼ナステントの詳しい説明、効果や使い方はこちら

  • いびきをかいて朝起きると喉が痛いあなたにピッタリの方法!

    いびきをかいて朝起きると喉が痛いあなたにピッタリの方法!

    寝ている間の口呼吸、気になりませんか?

    いびきをかく私は、寝ている間知らない間に口を開けて寝ていました。口呼吸になってしまっていたようです。毎朝起きると喉(のど)が痛く、口が乾燥し、さらにひどい場合はよだれで枕がベトベトになっていることもありました。
    特に冬は口の中や喉が乾燥しているせいか、喉風邪をひくことが多くありました。

    「喉が痛い」だけじゃない!口呼吸が引き起こす様々な症状

    寝ている間にずっと口を開けて寝ていると(慢性的な口呼吸)、朝起きたら喉が痛い、という症状だけでなく下記のようなことを引き起こすと言われています。

    ・虫歯、歯周病、口臭の悪化などの口腔内トラブルにかかりやすい
    ・鼻呼吸に比べ、ウイルス・感染症などにかかりやすい
    ・お子様の場合、歯並びが悪くなる原因となる

    人間は哺乳類ですから鼻呼吸が基本です。鼻はその構造上、加湿器の役割やウイルスや不純物を取り除く粘膜繊毛運動機能があります。

    つまり、外気は鼻を通ることで風邪の原因になるウィルスや不純物が取り除かれ、程よい湿気を帯びた状態で体内に届くのですね。

    しかし、口を開けて寝ている口呼吸の状態だと、外気が鼻を通らずに直接に気道に入ってくるため、乾燥によって喉を傷め(朝起きると喉が痛い状態)、さらにウイルス・感染症にかかるリスクが高くなるわけです。

    なぜ口呼吸になってしまうの?

    口呼吸の原因のひとつとして、風邪や鼻炎(花粉症やアレルギー性鼻炎を含む)などで、鼻が詰まっていることがあげられます。また、日中は鼻が詰まっていないのに夜だけ鼻が詰まる、いわゆる「隠れ鼻づまり」の場合もあります。

    そのほかの原因として、子供のころからの癖、アデノイド、口蓋扁桃肥大、後鼻孔閉鎖、鼻腔異物、慢性副鼻腔炎、鼻中隔湾曲症、鼻茸や鼻腔腫瘍などがあります。

    そしてもう一つ、舌の筋力が弱いこともあげられます。舌の筋力の衰えによって、寝るときに舌が落ち込みやすくなり、その結果気道を狭め、いびきを引き起こします。

    口呼吸を鼻呼吸に改善していくには?

    口呼吸を鼻呼吸に変えていくにはどうしたらよいでしょうか?

    その対策として1つとして有名なのが「あいうべ体操です」

    1.「あー」と口を大きく開

    2.「いー」と口を横に大きく広げる

    3.「うー」と口を前に 突き出す

    4.「べー」と舌を突き出して 下に伸ばす


    1~4をセットにして、食後に10回、一日30回を目安にして地道に続けると、舌に力が入るようになり自然と口を閉じることができるようになります。

    口呼吸防止テープとナステントは好相性

    「あいうべ体操」を知ってから毎日続けていますが、すぐには口呼吸から鼻呼吸に移行する、ということはありません。長年の癖を直すには、時間がかかります。
    話は少しそれますが以前何度か記載したように、いびきがひどい私は医師に相談してナステントを毎日使用しています。ナステントは、口蓋垂(のどちんこ付近)まで達することで、上気道の間に空気の通りを確保。睡眠時の鼻呼吸をサポートします。

    ナステントの作動原理

    あいうべ体操とナステントの相乗効果か、鼻呼吸優位になり徐々に口呼吸は減っていき、朝起きたときに口の中や喉が痛くなったり、ひどく乾燥していることはなくなりました。ナステントをした初日は、鼻から空気がスーッと入ってくるので、その空気が喉の一部分にあたり、喉風邪をひいたようないがらっぽい感じがありましたが、私の場合はすぐになくなりました。もちろん、いびきも激減しました。

    そして、ナステントをしながら「口呼吸防止テープ」をするとほぼ鼻呼吸となりずっと口を閉じて寝ることが可能です。この組み合わせはある意味最強じゃないでしょうか。ちなみに口呼吸防止テープだけだと私にはちょっと息がしづらかったです(口呼吸防止テープは強制的に口を閉じるだけなので、そもそも鼻の空気の通り道が閉塞している場合は、息ができなくなって窒息状態になってしまう)。

    ナステントと口綴じテープをしたところ

    これは個人的な感想ですが、ぜひ、朝起きると喉が痛いという方、いびきをかいていて口を開けて寝ていると感じられている方は、ぜひ上記のナステント+口呼吸防止テープの組み合わせをご検討ください。口呼吸防止テープは様々な種類のものがありますのでぜひご自身のニーズにあったものを選んでいただければと思います。

    ナステント社が開発した口呼吸防止テープ「アトメン」のここがすごい!

    口呼吸防止テープ「アトメン」

    1.敏感肌の方も安心して使える素材を使用
    2.数回繰り返して利用が可能。つまりコスパが良い!
    3.目立たない半透明色(上記のイラストでは付ける位置を目立たせるため、わかりやすくベージュに色付しています)
    4.伸縮性がありはがれにくい形状

    ということでもちろんスタッフKは買いました!15枚なのでまずは1ヶ月と思い2つ買いましたが、一枚を2回は少なくとも使えているのでコスパは良いと思います。一度使った口呼吸防止テープは使用していないときは台紙に戻して保管しています。

    敏感肌でも使える口呼吸防止テープ「アトメン」
    口呼吸防止テープ「アトメン」をしたところ

    <写真左>しっかりしたパウチの中に3シート15枚が入っています
    <写真右>貼ってみたところ。半透明で目立ちません。

    「ナステントと口呼吸防止テープは相反しない説」を再確認

    もともとスタッフKはいびきを改善するためにナステントを使用しています。ナステントは、鼻からシリコンチューブを挿入することで、上気道を確保し、軟口蓋の落ち込みにも対応します。ナステントの本来の目的であるいびきにも対処ができ、鼻呼吸を優位にしてくれます。
    鼻呼吸を促進することで睡眠の質を高めるこの2商品。どちらか、ではなくどちらも…がやはり良いことを再確認したスタッフKでした。ぜひ皆様もお試しください!

    口呼吸防止テープ「アトメン」