いびきがうるさいから何とかして!そう周囲から言われていびき対策をする人は多いと思います。
でも、いびきは他人に迷惑をかけるだけ、と思っていませんか?
じつは放置していると危険です。いびきは睡眠時無呼吸症候群の「入り口」だからです。
- いびきをかく人はどれくらいいる?
- そもそもいびきと睡眠時無呼吸症候群て関係あるの?
- 放っておくとどうなるの?
- 対策している人はどれくらいいる?
- まずいかも、と思ったら始めたいこと
- いびきが大きい!その時の次のステップ
- もしかすると、寝起きがすごく楽になっているかも?
- まとめ
いびきをかく人はどれくらいいる?
世界中にいびきをかく人はどれくらいいるのでしょうか?
図を見てください。少なく見積もってもいびきをかいている人は世界で9億人、睡眠時無呼吸症候群は3億人と言われています。日本でも、成人人口(約73百万人)の20%程度(約15百万人)はいびき人口、睡眠時無呼吸症候群も5百万人は下らないと言われています。

そもそもいびきと睡眠時無呼吸症候群て関係あるの?
じつは大ありです!
いびきは、鼻から取り込んだ空気が鼻の空気の通り道(上気道)を通るときに、狭くなっている部分があるとそこが震えて音をたてる現象です。
狭くなってしまいやすい部分は図のように主に3か所あり、ここが狭くなって一時的に完全にふさがれると、睡眠時無呼吸症候群(正確には閉塞性睡眠時無呼吸症候群)を発症するといわれています。
完全に塞がれることがあるかないかが違うだけで、起こる原理は同じです。

放っておくとどうなるの?
いびきを放っておくと睡眠時無呼吸症候群という病気になる可能性があります。特に、高齢化すればするほど鼻の周りの筋肉も緩んでくるため気道の閉塞は起こりやすくなるため、放っておくと悪化するのが通例です(肥満を解消すると閉塞が改善することは知られています)。
放っておいて睡眠時無呼吸症候群を発症するとどうなるのでしょうか?これがけっこう怖いです。
2つ紹介します。

重症の無呼吸症候群の患者では、12年後に循環器疾患の発症リスクが健常者の6倍あるといわれています。その割合は重傷無呼吸患者の3人に1人!
3人に1人が高血圧、心不全、不整脈、動脈疾患、糖尿病、高脂血症などを発症し、その多くの人が亡くなるとも言われています。
さらに発がんリスク、アルツハイマー型認知症の発症リスクも高いとされています。
もう一つ紹介するのは交通事故の発生リスクです。

こちらは重症に限らず、睡眠時無呼吸症候群患者全体を対象とした健常者との比較。
なんと無呼吸の患者は健常者の7倍、交通事故を引き起こす確率が高いと言われています。
このように睡眠時無呼吸症候群を放置していると、自分の生命が危なくなるだけでなく、人に危害を与えることにもつながりかねない、ということがわかります。
対策している人はどれくらいいる?
それでは実際に対策している人はどれほどいるのでしょうか?

これはいろいろな調査資料から推定して割り出した数値なのですが、いびき患者(無呼吸患者を除く)はたったの2%、睡眠時無呼吸症候群でも3%という非常に低い数字です。
放置していれば死に至る、非常に深刻な病気にも関わらずこの数字の低さです。
理由は何でしょうか?
それはずばり、
「寝ていて気付かないから」
です。
寝ているので自覚症状がなく、なかなか治療に結び付かない。そこにこの病気の厄介なところがあります。
まずいかも、と思ったら始めたいこと
それでも、うたたねした時に自分のいびきのような音で目が覚めた、パートナーから「いびきがうるさい」と言われた、などいびきに気づくきっかけはあります。
その時に、まずやってほしいのが、
自分のいびきを録音する
ということです。
自分のいびきを録音するのは正直抵抗感がありますよね。でもそこを乗り越えるのが大事。
どうしても抵抗あるなぁという方は、睡眠ゲーム(ポケモンスリープのようなもの)から始めても良いと思います。
より本格的にやろうと思ったら、いびきラボといった、お医者さんでも録音データを扱ってくれるアプリもあります。
そのほか、iPhoneでもアンドロイドでも、いびきアプリはいろいろありますので、自分に合ったものを試してみるとよいかもしれません。(最初は無料版でかまいません)
最新いびきアプリ5選を比較!【Apple Watch対応あり】
いびきが大きい!その時の次のステップ
録音したいびきをきいて、予想外に大きい、ずーっと大きな音を立てている、など、直感的に「まずいな」と思った方は、できればお医者様にかかることをお勧めします。
最近はいびき外来や睡眠外来もありますので、そこで相談するのが良いと思います。
かかりつけのお医者さんがいれば、そこで相談してみるのも手です。
それでもちょっとハードルがあるなぁという方は、いびき対策グッズを試してみるのもありだと思います。
その時にお勧めしたいのが、「ちゃんとした医療機器を選ぶこと」です。
いびき対策グッズには、届け出が必要のない雑貨タイプのものが多く、残念ながら医学的に効果が認められないものが少なくありません。中には、睡眠の質そのものを下げてしまうようなものもなくはないので、慎重に選んでいただきたいものです。
ナステントの仕組みを他のいびき対策グッズ と比較しながら解説!
たとえば、ナステント。
ナステントは、先ほどの「鼻の通り道」が狭くなったところにシリコンのチューブを通すことで空気の通り道を確保する(ことでいびきを軽減する)一般医療機器です。


購入時にオンライン問診表(所要時間3、4分)がありますが、それをもとに専門医が内容を拝見し、指示書の発行をしてくれます。購入後2、3日で商品は届くので、すぐに始められます。
まずはこうした「信頼できる」いびき対策グッズを試してみるのもお勧めです。
もしかすると、寝起きがすごく楽になっているかも?
いびきを測定して、いびきの音量が減っていたり、いびきをかいている時間が減っていたら、効果があった証拠です。
でも、じつはもっと効果を感じられることがあるかもしれません。
それは、
「寝起きが楽になる」
かもしれないということ。
いびきをかいていると体内はいわゆる酸欠状態です。高度3000mの山にいる感じに似ています。
この状態で寝ているので、朝起きてもぼーっとしてしまうのです。
それでも、長年そういう生活に慣れていると、ぼーっとしているのが普通と思うようになるのです。
それが、対策をしてみると「本来の寝起き」の感覚に戻る。
じつは私もこの仕事をするようになってから、自分がけっこうひどいいびき持ちだということがわかりました。飲酒した日の翌朝はなんかだるかった。
きっと飲酒のせいだろう、とか、疲れがたまっていたせいだろう、とか、血中ヘモグロビンがちょっと少なくて貧血気味だからだろう、とかいろいろ理由をつけていました。
でも、同僚の勧めもありナステントをするようになってから文字通り激変。
「朝、こんなに気持ち良く目覚めるのが普通なんだ」
個人によって効き目に違いがあるため一概には言えませんし、ステマをやるのが目的ではありませんのでこの辺にしておきますが、人によってはいびき対策をして寝起きがつらくなくなる可能性があるということはぜひ知っておいてほしいと思います。
まとめ
いびきは放っておくと危険です。「睡眠時無呼吸症候群」という病気に発展する可能性が高く、発症すると循環器疾患を患って死に至る危険性もあります。
ちょっとまずいかも、と思ったらまずはいびきアプリで自分のいびきの有無を録音し、まずいなと思ったらお医者さんへ。それがためらわれる方も「信頼できる」医療機器を選んで対策に踏み出してみるのがお勧めです。












































